ビッグベイトを使う時に、最初から着いてるスプリットリングにラインを結ぶと、太いフロロラインだと結び目が上手く締まらずに、緩みやすくなるというデメリットがあります。
締め込み強度を上げる結び方もあるんですが、それだと毎回ルアーチェンジが面倒になってしまうかなと思います。
ビッグベイトでスナップを使うメリット
スナップを付けているとルアーチェンジが簡単になり、自分の直感をすぐに試せるので結果がでやすいかなと思います。
アクションもスプリットリングより、スナップの方がスムーズにルアーが動きやすいので、ナチュラルにビッグベイトの動きを活かしやすくなります。
ビッグベイト用スナップの選び方
ビッグベイト用の大きめスナップは、どれも直線での引張強度は十分あると思います、ぎゅーっと引っ張り限界強度を超えると曲がりはしますが、その強度まで到達するブラックバスは居ません。
直線での引張強度より、スナップの開きやすさや、閉じる力を重視した方がいいかなと思います。
おすすめはボンバダスナップ
ぼくがおすすめしたいのは、怪魚ハンターさんが使われる「ボンバダ」のスナップです。
サイズはNo2で40kgまでいけて、ジョイクロ、スライドスイマー175、NZクローラーなどまで使えてています、それ以上大きいビッグベイトならNo3の65kgがいいかなと思います。
ボンバダスナップって元から開いた状態でパッケージングされていてて、使う時だけ閉じるので開きづらい工夫をされているなと感じます。
怪魚とかバスより引きが強い魚を相手されているので、そんな魚でも安心のスナップという感じですね。
他にも色々あるのですがバランス的にボンバダがいいかなと思っています。
スナップへの結び方はこちらが簡単で結束強度が高くおすすめです。簡単でこまめなラインチェックするのがデカバスが掛かってもバラす心配が無くなります。
絶対開かないオーシャンスナップ+TNノット
奥田学さんはビッグベイトやマグナムベイトを使われる時は、オーシャンスナップを使われています。
これは開閉場所が無いので、スナップが開くというトラブルは起こりません、青物とかの釣りに使われる海用スナップなんで強度は間違いないです。
スプリットリングに見えるんですが、スナップになっていてて付け替えが可能になっています。最初はコツがいるんですが慣れたら楽になります。
サイズは「3S」が11kg(25lb)で、「3」が25kg(55lb)、「4」が44kg(97lb)なので4番を使いたいんですが、大きいので3番が使い勝手が良いかなと思います
ジャイアントベイトサイズになってラインが太く20lbを超えるようになると、通常の結び方では締込みが弱くなってしまうので、TNノット+ハーフヒッチが結束強度がほぼ100%でおすすめです。
ビッグベイトでスナップを使うデメリット「開く」
ビッグベイトでスナップを使っていると「スナップが開く」というのが大きいデメリットかなと思います、ビッグベイト自体が重いんで着水時に、スナップを空けてしまうような向きでビッグベイトが着水しスナップが開く事があります。
それかデカバスが加えた時、障害物を抜ける時にあけてしまうという事があります。よく開くという人はルアーの着水姿勢が悪かったりするのかなと思います。
スナップが開かない為の工夫
スナップを開かない為の工夫として、シンプルで確実なのは開閉が簡単になってきたら交換するという方法です。
スナップの開閉が簡単になってきたという事は、開閉が柔らかくしやすくなってきているという事で、キャスト時に開きやすくなる確率が上がります。
それなので、定期的に交換するだけでそれを予防できますし、キャスト毎にルアーをよく見ておけば防げるかなと思います。バスが食いつかない時なら閉じれば済ますからね。
スナップを2つ使う方法もあるんですが、それだと見た目と動き的に微妙な気がしますし、スナップを2つ結ぶと締め込み強度が落ちるかなと思うんで、2つ使うくらいならスプリットリングに直結した方がいいんじゃないかなと思います。
定期的な交換が簡単でいいかなと思っています。
スナップを2つ付けるのは微妙
開かないようにスナップを2つ付けるという情報があるんですが、それだとスナップ2つによって可動域が狭まりスナップのメリットが活かしづらいなと思います。
ビッグベイトってリアクションさせる時が多いと思うので、その時に上手くヒラウチしてくれなくてチャンスを逃すという事もあると思うので、どうなのかなと思ってしまいました。
そういう使い方をする位なら、オーシャンスナップを使う方が、バイトチャンスが増えるかなと思います。
まとめ
スプリットリングは便利なんですが、スナップが開くというたまに起きる減少を減らしていきましょう。
そして安心してビッグバスを釣り上げていきましょう。