今回はネコソギDSRの使い方をまとめた動画で、これを真似してもらえたら60cmのデカバスが釣れるチャンスがあるくらい、ガッツリとまとめました
長くなると思うので目次⬇で好きな所だけ見て行ってもらっても大丈夫です
ネコソギDSRの実績紹介(最大61cmのデカバス)
まず最初にぼくのネコソギ実績を紹介していきます
このネコソギDSRは3〜4年ほど、毎年冬にはバス釣りライブをやりつつ投げていて、投げまくっているおかげで細かいコツが掴めてきました
そして、最大は61cmのデカバスが釣れて、その次のキャストで50cm弱が釣れるという、奇跡も経験しています
いい時には毎週末のライブ中に50cmくらいのデカバスが釣れたりと、実績的には十分やり込めているかなと思います
他のルアーと比べてネコソギDSRの何が良いの?
次に冬のデッドスローでは、タイニーとかデスアダー6インチに代表されるジグヘッドスイミングなどありますが
それと比べてネコソギDSRがなぜいいのか?という理由なんですが、簡単に言うと初心者さんでも真似して使いやすいからなんです
詳しくは後から説明するので、まずはそれぞれのルアーの特徴と使った感想をお話します
タイニークラッシュのヨタ巻き
タイニークラッシュのヨタマキはゆっくり巻きがメインとなるので
特に北湖の浜向きという感じで、温かいディープから上がってきてすぐ捕食するデカバスが対象という感じで、
南湖では水温的にはデッドスローがいいので、シンカー調整してデッドスローをやってみたんですが
巻き抵抗がなくなってI字引きみたいに「無」という感じで、コツを掴むまで時間がかかりそうなのでやめました
ジグヘッドスイミング(デスアダー6インチなど)
次にデスアダー6インチなどのジグヘッドスイミングです
これはシェイクし続けながら巻くので、集中力が続きやすく、食わせ能力が高いので昼にやりたい人にもおすすめという感じです
一定層を巻くのには慣れが必要という感じでした
シャッドテールワームのゆっくり巻き(ハートテールなど)
シャッドテールワームのゆっくり巻きです、スイングファットだったり、ハートテールが有名ですが
これはデッドスローまではいきませんが、ゆっくり巻くだけなのでかなり使い方としては簡単です
フッキング性能が比較的悪いんですが、根掛かりしずらく、安いのでネコソギの代役としてはおすすめです
スコーンリグ(DRTのシャトルなど)
スコーンリグは、よくある重たくて早く巻くタイプではなく、ゆっくり巻くDRTのシャトルなどのタイプです
シャッドテールよりフッキング率が高く、ジグヘッドのおかげでボトムを取りやすく、ボトム狙いに向いていますが
場所をしっかり把握していないと根掛かり率が高いのがデメリットです
ネコソギルLL
ネコソギルLLは、冬のデッドスローで使いやすいギル型ルアーで、調整などはネコソギDSRと同じ感じで
ギルやフナが多いタイミングでは特に有効ですが、最近ギルが減っているので、まだこれではバスが釣れていないです
ネコソギDSRの良さは初心者でも扱いやすい
最後にネコソギDSRの良さですが、リップが大きく巻き抵抗があるので、その抵抗を感じながら巻くだけで一定層を巻けるので、
誰にでもその動きを真似しやすいし、ぼくも配信中に片手間で釣りをしてても釣れるくらい楽だなと思っています
あとは、飛距離が出やすくて夜でもバックラッシュしずらいので
トータル的に考えて、初心者さんも釣れやすいルアーなんじゃないかなと感じていて、おすすめしています
ネコソギDSRをやる時に揃える物
次にネコソギDSRのデッドスローをやる時に一緒にそろえておいて欲しい物を紹介します
ネコソギDSRの神カラー
まずはネコソギDSRですね、これは必須です
まずカラーは、ブラック、シルバー系、チャートの中から選びましょう
定番のブラック系ですね、水中から見てシルエットがはっきりと出るので、バスから見やすいカラーです
月の光などがある場所ではその光の反射が生きるシルバー系ですね、フラッシングで気づいてもらいやすく、近づいたら闇を反射して見えづらいく見切らせないという感じです
水質がクリアならシルバー、濁っているならゴールドかアカキン?という感じで、ゴールドが万能色かなと思います
あとは、チャート系ですね、黄色だけじゃなく、緑やピンクもあります
昼間はこんなカラー釣れるの?って感じなんですが、
水中では膨張色でぼんやりと見えやすいカラーとなり、キャスト中にも見えやすく、扱いやすいカラーです
チャートは中々売って無いので、自分で塗るほど好きなカラーです
この中からとりあえず1つ選ぶなら、釣れそうだなと思えるカラーでいいと思います、投げ続けるので自分が信じれるカラーが釣れるカラーになる事も多いです
ぼくならチャートですかね、2本買うならチャートと、アカキンという感じです
「妄想〇〇」は神カラー
ちなみに、ウッドのネコソギの時代からある「妄想〇〇」というカラーは、ずっとあるので実績が高く、ファットラボの藤本さんも信頼されている神カラーだと思うので、上記カラーで隙間ものがなかったら、「妄想〇〇」カラーを選ぶのもアリです
チューニング用のグレネードシンカー
次にチューニング用のシンカーです
グレネードシンカーの0.9gと1.2gと
スナップスイベルが0.25gです
あとで紹介する浮力の調整の時に紹介するのですが、基本は何も付けない、0.5g(スイベル)0.9g、1.2gという感じの調整がお手軽で初心者さんにはおすすめです
細かく調整したり夜に貼り付けたりするのが面倒じゃない人は、0.5gの板鉛で調整する
しっかり調整したい人は0.25gの板鉛でも良いですが、手間なので0.5gで十分かなと思っています
板鉛の方が前傾姿勢となり根掛かり回避能力が若干上がるかな、というレベルですが、
基本的にはお手軽なグレネードシンカーがいいかなと思います
トリプルフック
リューギのピアストレブルの#2ですね、このままタックルボックスに入れてます
ピアストレブルは色々あるトリプルフックの中でも刺さりが良いのでおすすめです
投げ続けている中で、ルアーも重いのでキャスト時の衝撃で針先がなまって、刺さりが悪くなったり
釣れる魚がデカいのでフックが曲がる時があります、曲がっても釣り上げる事ができるんで安心してください
曲がったフックを戻して使うと折れやすくなってしまうので、一時的に戻して使うのはいいですが、帰ったら交換するのを忘れないでください
貴重なデカバスのショートバイトがあったのに、刺さりが悪くて掛からなかったりすると
自分のミスで後悔でしか無いので、予備のフックは持っていた方が良いです
スナップ
次にスナップはダイワの強軸がおすすめです
小さいのに強度が強くて、安いし買いやすいのでコレがいいかなと思います
フィッシュグリップ
あとはフィッシュグリップです
釣れたら口の中にネコソギDSRが入ってやってくるので、手で掴むのは危ないですし、
掴もうとした瞬間にバスが暴れて手に刺さる人もいて、そうなると病院へ行く事になるので
安全にキャッチする為のフィッシュグリップは必要です
この釣りに限らず持っておくといろいろ便利です
ぼくはAmazonで1000円くらいの安いやつなんですが、それでも大丈夫です。余裕ある人はボガグリップがかっこいいのでおすすめです
ルアー回収機
最後は、ルアー回収機ですね
1つ6000円のルアーなので、根掛かりするとお財布へ大ダメージですし、めっちゃ凹みます
ぼくが如意棒と言っている、10mのランディングネットにかぎ爪を付けたものが、琵琶湖の石段付近では必須です
石段は石の隙間にルアーが引っ掛かるので、それを長い棒で反対側に押し出して外します、これ以外の方法では取れないです
それ以外の障害物に引っ掛かるような場所では、レスキューロボで直接引っ張って回収します
9割如意棒で回収できますし、今まで何十回も回収したので軽く10万円くらいはロストせずに済んでいます
他にもチェーンタイプ、ナス型シンカー+スナップなどは回収率がかなり低いのでおすすめしないです
ネコソギDSRのタックルセッティング
次にネコソギDSRをやる時のロッド、ライン、リールはどういう物を使った方がいいのか選び方の紹介と、
ぼくが実際に使っていたセットと、今使ってるセットを紹介していきます
ロッドの選び方
まずロッドですが、適合ルアー重量で2オンスが投げられるもので、できればMHの硬さ、もしくはHが良いです
ベストはロッド先端が柔らかいタイプですが、今市販されているものではネコソギ専用ロッドのフィーラーしか無いので
全体的に柔らかいタイプを使うという感じです
ショートバイトをしっかり取る為の柔らかさが必要ですが、使い方の所で紹介しますがラインをたるませる事で対応可能です
ラインはフロロじゃなくナイロンを使う
次にラインはフロロよりナイロンが良いです
フロロはライン自体が沈むので、デッドスローで巻いている最中にラインが沈んでしまい、
おかっぱりではラインの根掛かり率が増えてしまうので、最初から使うのはおすすめしないです
そして、スローフローティングにしていても、ラインの重さで浮き上がらずに、根掛かりが回避できないんですよね
ナイロンにしていると、根掛かりした時には、待っているとルアーが浮いてきて回収が可能になります
あとは、魚が釣れてからはラインが伸びてくれるのでバラシずらくなったり
太くても投げやすく、飛距離が出やすいと、総合的にもナイロンが有利になります
ナイロンの選び方は、夜釣りでは太くてもバスに見切られないので、最低でも20lbくらいあるとロクマルが来ても安心ですね
細くするメリットは一切ないので、太めを使いましょう
万が一沖で根掛かりしても、引っ張ればフックを曲げて回収可能です
ベストなのはGTRウルトラの22lbで、600mの方がコスパが良くなるのでおすすめです
安くしたいならCN500の25lbを2〜3回の早めに交換という感じで使うのが良いです
PEラインは難しくて微妙でした
一時期PEラインを試していた時期があるんですが、PE自体伸びが無いので
カーボンロッドとの組み合わせはバイトを弾いている気がして、穂先がめちゃくちゃ柔らかい古(いにしえ)のボロンロッドを使っていたんですが
ガイド絡みや、FGノットの手間や、バイトを弾く事等を考えると、おすすめはできないなと思ってやめました
飛距離は出ていたんですが、飛距離によってバスが釣れたって感覚は無かったです
リールの選び方
次にリールですが、ナイロンの22lbを50m以上巻けるキャパですね、リールスペックには16lb100mと書いてあるやつで十分です
そんなに遠投できないですし、遠投する必要は無いと思っています
そしてギア比がHGがやりやすいです、HGって言ってもばらつきが大きいので「巻き上げ量の86cm」がベストです
それに近い巻き上げ量のリールを使ってみてください
ローギアやXG(エクストラハイギア)を使った感想
ローギアでもいいんですが、巻き抵抗がなくなり何してるかわかりずらく、集中力が続かないと思うので微妙です
XGは逆に巻き抵抗が大きいので、ハンドルの重みを感じるスピードで巻けるようになり、個人的に好きです
18アンタレスの巻き上げ量は93cmで、HGと比べて差がそこまで大きいわけじゃないのも理由かもです
巻き上げ量が多い場合は、ラインを少なく巻く事で巻き上げ量を減らす、という技も使えるので、ベストに近づけたい人はそれもやってみてください
以前使っていたネコソギDSRのタックル紹介
以前使っていたタックルの紹介です
安いタックルセッティング
まず安く揃えやすいセットなんですが
- ロッド:18ゾディアス172MH
- リール:18バスライズ
- ライン:CN500 25lb
- スナップ:ボンバダスナップ #2
- フック:前後ピアストレブル #2
ロッドがゾディアス172MHです、ルアー重量的にはオーバーしているんですが、ナイロンの伸びとリスク覚悟でショートバイトを取りたくて使っていましたが
172Hの方がリスクが無くて安心だと思います
リールはバスライズで、マグネットなのでバックラッシュしずらくて快適でした
それにCN500の25lbを40mくらい巻いて使っていました
このセッティングの最大が57cmまでなので、全然十分じゃないかなと思います
PEラインのタックルセッティング
このセッティングで61cmまで釣り上げられました。
-
- ロッド:コンバットスティック スーパーディッカー
- リール:スコーピオンMGL HG
- ライン:オッズポート 3号
- リーダー:ショックリーダーナイロン 7号
- スナップ:強軸スナップスリム L
- フック:前後ピアストレブル #2
ロッドはMHの先端がグラスのロッドで、ラインはお試しでPEを使っていたのですが。 試した感じでは、先端が柔らかいカーボンロッドに、ナイロンラインの方が軽いし、やりやすいと思います。
最近の性能が良いセッティング
最近のタックルセッティングは、ちょい高くなるんですがこちらです
- ロッド:ワールドシャウラ1703R-2
- リール:18アンタレスDCMD
- ライン:GTRウルトラ 22lb
- スナップ:強軸スナップ
ロッドがワールドシャウラ1703R-2で、安心してフルキャストできますし、かかってから曲がるのでバラシが少なく、
トルクがあるので楽に安心してキャッチできるようになりました
リールは18アンタレスDCMDですが、これは余っていたからで、21アンタレスのHGが使いやすくベストだと思います
ラインはGTRウルトラの22lbで、安くする為に600m巻きを買って、癖が付いてきたら交換しています
ネコソギDSRが有効な時期は12月〜3月
この釣りは12月〜3月の低水温期が有効になりますが、特に有効なのは2〜3月の極寒のタイミングです
12〜1月はボトムの方が温かくなっているので、ボトムにバスが居る事が多いのですが
極寒となり水温が4度になる事でボトムの方が冷たくなり、バスが中層に浮きはじめるようになります
4度の水の比重が重たくて沈むので、お風呂で上は温かいけど、下の方は冷たいなってあの状態に池がなっていると思ってください
その中層のバスをネコソギDSRでゆっくり巻いて釣るという釣りになります
水温4度ってわかりずらいので、大体山に雪がガッツリ積りだして、スキーを楽しんでいる人が増えているタイミングです
山と池って繋がっているのでわかりやすくて目印に使ってます
で、4度以外のタイミングではボトムに沈んでいるので、ネコソギDSRで底の方をメインで狙いつつ中層も一緒に狙ってもいんですが
ボトムは根がかるかもしれないので、他のルアーでも良いかなと思います
デッドスローの釣りをする場所(ポイント)
次に釣りをする場所は、最低でも2mあって、昼間に釣れているエリアか、ベイトが居る所がベストです
ココが一番いい!という所は無く、相手は自然なので水温やベイト、バスの活性によって左右される所で、
すぐ変化するので断言出来ないですし、釣れる場所があったら僕が行って釣ってるはずですw
でも、こういう所が良いよね、っていうポイントがあるので、その条件の場所を見つけて
色々巡ってその時期に「良い場所を探していく」のが良いと思います、これは冬だけじゃなく、バス釣りの基本的な所になります
釣り場選びのポイント
条件的には、水深は最低でも2mは欲しくて、深くても3mくらいある方が、水温の層が出来るので狙いやすくなります
ネコソギDSRの潜航深度(潜る深さ)は、スローフローティングでの今回紹介するセッティングでは、2mちょいまでという感じです
琵琶湖が減水しすぎていると、中々釣れづらいのは魚が入って来ないからなので、ある程度の水深は必要です
あとは昼間に良く釣れているような「水が動きづらい場所」も良く、ワンド状になっていたり、流れが直接当たらないような場所ですね
昼に安定して釣れるという事は
夜にも残っているバスが居ると思うので、そういうエリアの中でバスが隠れて捕食しやすい場所を見つけていく感じです
普段昼間に釣りをしている場所なら、その隠れている障害物が見つけやすいので釣果に繋がりやすいと思います
ワカサギの産卵エリア
次に、ワカサギが居る場場所です、産卵の為に夜に沖から浅瀬の砂地にやってきて、朝には沖に戻っていきます
このタイミングでバスのスイッチが入り釣れるので、ワカサギの産卵エリアも大切なポイントです
でも、ワカサギの産卵エリアじゃなくても釣れていますし、
ネコソギDSRはワカサギよりもだいぶ大きいので、ワカサギを狙う何かを狙っているんじゃないかなと思っていますが、実際はよくわかりません
あとは、バスにもわかさぎ的にも、「ディープ隣接のシャロー」だとより良いです
バスも基本はディープで温かくしてて、お腹すいたらシャローでさっと捕食できますし
ワカサギも産卵の夜に、シャローの砂地でさっと産卵して、ディープに戻っていくので
これが重なっているのがベストですが、無くても釣れます
具体的に狙う場所(釣れる場所)
具体的に狙う場所は、その条件が揃った場所の中から、特に捕食しやすい場所に居る事が多いです
これは冬だけじゃなく、他の季節も同じで、大きい障害物や、足元、ブレイクなどになります
冬はウイードなどが無いので、そういう地形の変化について、そこを通るベイトフィッシュを捕食しているというイメージです
夜の釣りになるので、暗くて追い回すというよりも、隠れてハンティングしようとしているので
一番わかり易いのは、足元の段差や、ブレイクが近くにあればそのブレイクを狙ったり
広範囲に投げてボトム付近を狙っていく中で(この狙い方は後半で紹介します)、石などの沈み物が見つかってくるので、そこを狙うという感じになります
ネコソギDSRのチューニング方法
チューニングのやり方と、調整方法を紹介していきます
まずチューニングは、釣り場で行うようにしてください
その理由は家の水道の温度と、前日の釣り場水温と、今の水温って違うので、今の水温でスローフローティングに調整する事がポイントになります
何グラムを貼れば良い、って分けじゃないって事です
まず釣り場に付いたらヘッドライトで足元を照らしながら、ルアーの浮力をチェックします
このヘッドライトがおすすめです
浮くスピードが早い場合は、グレネードシンカーの0.9gをフロントフックのリングに装着し、浮くスピードをチェックします
サスペンドという水中でピタッと止まる状態があって
それよりもゆっくり沈んでいくは「デッドスローシンキング」で
逆にゆっくり浮いていく時は「デッドスローフローティング」とすると
まず最初はデッドスローフローティングになるように調整してください
デッドスローフローティングだと浮きそうな気もしますが、巻いていると潜ろうとするのでサスペンドとなります
ここは動画で浮くスピードを見てもらった方がわかりやすいと思います、この動画の17:15から見てください
デッドスローフローティングにするメリット
そして、放置していたら浮くので、根掛かりしそうなタイミングで手を止めれば、浮いて回避できるので、最初はこれがおすすめです
慣れてきたらサスペンドにする事で、さらなるデッドスローでも一定層を引いてくる事ができるようになります
そして使っていると、水温も変化してきて沈み始めたりして、ボトムに当たるようになってくるので
そうなったら再度シンカーを外したりして調整していきます
ネコソギDSRの使い方と巻くスピード
次にネコソギDSRの使い方ですね、重要な巻きスピードについて紹介します
キャスト後に巻き始めると、リップが水を掴み初めて「ハンドルが少し重たくなる」というタイミングがあります
そのわずかな重みを感じながら巻いていくだけでOKです
この時ギュッとハンドルを握るとそのわずかな差がわからないので、指先で軽くつまむくらいです
障害物などに当たったらスコッと指が外れるくらいの軽さで大丈夫です
目安としてHGギアのリールで、ハンドル1回転を6〜8秒くらいになるので、最初はそのスピードを意識してやると良いかもしれません
ここは自分がやりやすい方を選んでみてください
ルアーの泳ぎ的には、ほぼ動いていないI字に近い状態となり、それでOKです
ロッド先を上に上げてラインをたるませる
次にロッドは少し上げるか、できるなら真上くらいまで上げても良いです、これはロッドのバランス的にやりやすい上げ方にしてください
無理に持ち上げるのはしんどいですし、力が入ってしまうのでNGです
そして、ロッドの先からでたラインがルアーまで一直線になるのではなく、たるませながら巻いていきます
たるませながら、ラインの重みでルアーを引っ張って、余分なたるみを巻き取るというイメージです
たるみを作っておく事で、ショートバイトのタイミングにも口の中に入りやすくなりますし
障害物に当たった時にクッションになり、ガッツリ根掛かりする前に回避する事ができるようになります
最終的にはハンドルの重みか、たるみで巻いていく
巻きスピードについて、「ハンドルが重くなる」タイミング、「HGでハンドル1回転6〜8秒」「たるみで巻く」と3種類の伝えたんですが
この3つはほぼ同じで、最終的にはハンドルの重みか、たるみで巻いていくようになってきます
流れを受けている時などにハンドルの回転を重視すると、潜り過ぎたり動き過ぎたりしてしまうんですが
その2つならずっと同じスピードで一定層を巻き続ける事ができて、
ずーっとバスがルアーについてきて、餌なのか?確認しているので、その最中に変な動きになって見切らせないように、
ずっとスピードを変化させずに一定層を巻いてくるのが釣れるポイントとなります
ネコソギDSRで狙う層(中層の狙い方)
次にネコソギDSRの巻きスピードがわかった後は、狙う層を意識する事でバスに近づいていきます
水温が4度のタイミングでは、中層にできる水温の層を狙い
それ以外の水温ではメインは中層で、色々な層に投げていきます
まずはキャストしてそのまま巻いていきます、これで水面直下の2〜30cmを巻いてるというイメージです
ちゃんとデッドスローで巻けていると一定層を引いてこれます
それで反応が無かったら次は少し潜らせて中層を狙ってみます
キャスト後にハンドルを何回巻いたらボトムに付くのか調べてみて、スローフローティングならその後浮かせれば根掛かりしないはずです
10回でボトムに付いて、その場所の水深が2mだとするなら、ハンドル1回転で20cm潜る事になるので
キャスト後にハンドルを3回グリグリと巻いて、そこで潜らせます、この最初の巻きで狙った層に届けるという感じで
あとはデッドスローで巻いて、今回の場合は水深60mを狙っているというイメージです
着水時に沈んだりするので多少かわりますが、ざっくりでもイメージするのが大切です
それでダメだったら次は5回巻いて、1mを狙っていくという感じです
少しずつ巻数を増やしていって、1キャストで1〜3回ボトムの岩に当たるくらいが個人的には好きです
その岩に隠れているバスを狙うという感じですね
沖でボトムに付けてからのデッドスローでも良いんですが、根掛かりのリスクも増えるので、回収機を持っている人ならやってもいいと思います
ぼくは知ってる場所ならボトムも狙いますが、知らない場所ではデスアダー6インチなどの根掛かりしないもので先に探ってからにします
琵琶湖の北湖と南湖では狙い方が違う
南湖はデッドスローでゆっくり中層を狙い、北湖は表層付近をスピーディーに探る必要があり、今回の解説は南湖の使い方が近いです
南湖は全体的に浅く、流れがそこまで強く無いので、シャローに入ってきているバスは身体が冷えてかじかんでいるような状態です
なので、追って捕食するよりも、岩の影などに隠れていて、ベイトが入ってきたタイミングに捕食するようになります、その方が成功率が高いからです
逆に、北湖はディープが隣接していて、ディープは水温が安定していて快適に元気に泳げます
そして、ベイトはシャローで泳いでいるので、ディープからシャローに入ってくるのですが、まだ身体が暖かい状態で
ぼくらでいうと寒いけど近所のコンビニまでならフリースでなんとか行ける、ってあの感覚に近いと思います
そんな感じで、シャローでササっと捕食を済ませようとしているので、スピーディーに捕食する事ができて、その後はすぐにディープに戻るという感じです
なので、釣り場所によって誘う層と、スピードが変わるので、そのあたりも意識して誘ってみてください
ネコソギのアタリとフッキング
次にアタリとフッキングについてです
アタリはリップが石に当たったような「コツッ」という感じで、ギルとか小バスのバイトのコツコツとうのとは全然違って
本当に石?って感じになり、
その数秒後にグッーって引っ張られていくので、ハンドルをグリグリと巻きつつゆっくりフッキングしていきます
そのコツッではおそらくバスの口の中に入っている状態で、ルアーとバスが一緒に泳いでいて
そこからバスがしっかりルアーを口の中に入れて反転するタイミング、ここまで待つ必要があります
その反転する前にフッキングすると、スッポ抜け率が上がるので焦らずに巻き続けましょう
バスはある程度の距離チェイスして、ルアーか餌か見極めた上で捕食してきているので、本気喰いのはずなので
合わせたいですがドキドキを楽しむようにしましょう
アタリがあるけど乗らない場合
もし、コツッというアタリがあったけど、乗らなかった時には
「ラインを張りすぎ」てバスが吸い込んでも口の中に入らなくて違和感を感じさせてしまったり
当たってからハンドルをグリッと巻いたりして、スピードを変化させてしまって、違和感に繋がったり
という事が考えられるので、当たった後は「重くなるまで巻き続ける」と覚えておいてください
ネコソギDSRの根掛かりの回避方法
今回紹介した使い方では、基本的には中層を狙うので根掛かりはしずらいです
デッドスローリトリーブ中に、ラインをたるませつつ巻いている場合は、障害物などに当たったタイミングで手を止めると
ラインのたるみによって、それ以上食い込まないので、根掛かりする事は無いです
ネコソギDSRで根掛かりしている人の多くは早く巻きすぎか、当たった後に強く引っ張り過ぎて、自ら根掛かりさせにいっているという感じです
あとは、ルアー回収機を用意しておくのがおすすめですね
如意棒で95%くらいの根掛かりが回収できて、沖に引っかかった時にはレスキューロボが必要になるという感じです
基本岩の間に挟まっているだけで、押し出さないと回収できないので、ナス型オモリにスナップ付けたやつとか、チェーン付きのやつとかは
取れる確率が低いし、二次災害になるので使わない方が良いです
ボトムを狙いたいけど根掛かりが嫌な時には、シャッドテールワームや、デスアダー6インチのズル引きでもOKです
ネコソギDSRのQ&A
Q冬の夜釣りで気をつける事は?
夜が簡単に釣れるとイメージされる方がいますが、そうじゃないです
簡単に釣れると勘違いして、足場や地形を知らない場所での初めての夜釣りは危険なので
まずは明るいうちにどういう場所なのか把握するか、Google等で事前にチェックしてから
ライフジャケット、防寒着、ヘッドライトを用意してから
滑ったりしないように、足元に気をつけながら釣りをしていくようにしてください
Q昼より夜の方が釣れるのか?
これは夜の方がワカサギが岸によってくるので、釣れやすさ的には夜の方がよいと思いますが
昼は沖で待機している状態や、岸付近の障害物についていると考えて、そういう所をデッドスローで狙っていく方が良いと思います
クリアな場所でネコソギDSRも釣れるんですが、ジグヘッドスイミングの方が見た目的には釣れそうだなと思っています
Q一箇所で粘る?ランガンする?どっちが釣れるの?
これは自身があるピンポイントがあったり、魚が入ってくるタイミングがわかるなら粘っても良いんですが
そのレベルになるまでには、かなり通いこんで常連にならないといけないので、現実的ではないかなって思います
なので、ランガンしつつある程度広範囲に投げていき、元気なバスを探していく方が、結果的にバスが釣れる確率が増えるんじゃないかなと思います
配信中に粘っているように見えるのは、三脚の持ち運びと、ライトを照らしているので隙間に入りづらいので、魚が入って来たらいいな、という感じでやっているだけなので、配信がなければランガンして探していますw
ネコソギDSRの浸水・対策
ビッグベイトは重さもあるので、キャストを繰り返していく中に、ダメージが蓄積されてきてしまって、接着が弱くなってきたりしてしまい、最悪の場合は浸水してしまいます。 ビッグベイトは高いですし、長く使っていきたいですよね? なので事前に浸水しやすい箇所を、接着しておく事で予防する事が可能です。浸水箇所はこちら
- エイト環(3箇所)
- ジョイント部分
- リップの付け根
- テール付け根
ここをエポキシ接着剤か、レジンを流して固めておくと安心です。 1年使ったあと、ガッツリ引っ張って根がかりを回収したあと、ダメージが入ったようなあとに補強してあげるのがおすすめです。
ラインは20lbでも大丈夫なのか?
ラインは20lbでも大丈夫です。
ネコソギDSRが2オンスなので、キャストするだけなら16lbでギリギリという感じで、投げる事はできるのですが
フルキャストをしたり、結び変える頻度がすくなくノットの強度が落ちていると、投げた時にラインブレイクして飛んでいったり
ルアーを丸呑みしてくるようなロクマルが釣れる時がありというか、釣れたら基本デカバスになるので、その時に16lbだとラインブレイクの可能性が高くなってしまいます
他のルアーも投げつづ、ネコソギも投げたいなら16lbでもいいですが、そのリスクがある事を考えておいてください
なので、最低でもナイロンラインの20lbあれば、ロクマルも安心してキャッチできるかなと思います
シンカーは0.9gだけでもいいのか?
色々と買うのが面倒なので0.9gだけでとりあえずやってみたい、という事だと思うのですがそれでも大丈夫です
ぼくも最初は0.9gのみでやっていました、調整だけちゃんとやってフローティングになるようにしておいてください
シンキングにしてしまうとロストの可能性が出てくるので、浮くようにしておいて根掛かりを回避できるようにしておきます
グレネードシンカーが高いからとりあえず1つ買うって方なら、板鉛が安くて、0.5gずつの調整ができるので、そっちの方が安くてお手軽かもしれないです
調整する事が多くなったら、グレネードシンカーの方がトータル的には安くなりますが、最初は板鉛でお試しって感じで良いと思います
ネコソギDSRは夏にも使える?
ネコソギDSRは夏も使えはするという感じです
ネコソギDSRは、冬のデッドスロー用に作られているので、夏に使うとちょっと遅いというか、使いづらいのですが、使えなくは無いという感じです
わざわざネコソギDSRを使わなくても、他のルアーの方が効率よく釣りが可能です
夏使った事は無いのですが、ウイードの上などをゆっくり巻き(夏にしては)で、ウイードに引っかからないように巻く釣りは可能だと思います
代用としては、ネコソギXXXや、シャッドテールの方が安いし良いかなと思います
冬の琵琶湖のデッドスローで試している事
ここは正確な情報じゃないですが、試した事などをまとめています、何か参考になれば嬉しいです
ネコソギDSRのボトムズル引き
デスアダー6でズル引きをしていたのですが、根掛かりはしないんでいいんですが、巻きでのズル引きはやりずらいのと、ボトム感度が低いので、
ネコソギDSRをスローシンキングにして、キャストして1分ほど待って巻き始めると、ボトムノックしつつ巻いてくる事ができます
ゴミなども広いずらく、ボトム感度が高いので、沈みもののチェックがしやすいです
ウイードがあると、ウイードがの種類にもよりますが、引っ掛かるので、抜けた後にはウイードが付いていないか、チェックしてまかないと無駄キャストになりがちです
普通のシンキングにしちゃうと、根掛かりしやすくなってしまうので、スローシンキングでデッドスローで巻くのが必須です。