スピニングリールのラインローラーのシャリシャリなどの異音や、最近ラインがヨレてしまうな、と思っていませんか?
シャリシャリする異音は異物がベアリング内部に入っていたり、海で使うなら塩が結晶化していたりするのが原因です。
ラインのヨレもラインローラーがうまく回転しない事によって、巻取り時に少しずつヨレていってしまいます。
まず最初にラインローラーの分解洗浄を試してみて、ダメだった場合にはベアリング交換をおすすめします。
ラインローラーの分解洗浄
- ラインローラーをドライバーで順番通りに外す
- パーツを綿棒等で洗浄する
- ベアリングを取り外しパーツクリーナーで洗浄
- ベアリングの回転チェック(異音残るなら交換)
- オイルかグリスをさす
- 順番通りに取り付ける
ラインローラーにはオイル?グリス?
海などで使う人はグリス、淡水で使う人はオイルって使い分けでOKです。
グリスはベアリング内部への入水を防ぐ効果が高いので、淡水が入ってきてのベアリングの錆や異音を防いでくれます。
オイルは逆にベアリングの回転力が高いので、ラインをスムーズに取り込めてヨレが少なくなります。
シマノの場合は特殊撥水グリスというものがあり、海でしっかり守りたい方はこちらがおすすめです。
ラインローラーのベアリング交換方法
ベアリングを洗浄しても異音、シャリ感が残る場合や、もう最初から洗浄せずベアリング交換したい人はこちらからどうぞ。
- ラインローラーをドライバーで順番通りに外す
- 汚れていたら綿棒で掃除する
- ベアリングを取り外し交換する
- 順番通りに戻す
- 回転のチェックをする
ベアリングはシマノ純正のベアリングでも良いですが1000円ちょい、ミネベアの安いベアリングは300円くらい、となっています。
ぼくはミネベアの安いベアリングを1年に1回くらい交換して使っています、全然問題なく快適に使えています。
リールパーツ屋のヘッジホッグスタジオのプレミアムベアリングという、回転性能を求めつつ防錆性能も高い商品があり、1000円しないので、ワンランク上のチューンをしたい人はこちらがおすすめです。
まとめ
スピニングリールのラインローラーのベアリングの洗浄、交換は手先が不器用な人にも簡単に出来るので違和感に気づいたら早めにケアしてあげてください。