ワームがちぎれたりした時の補修方法で、ライター、セメダイン、専用のワーム補修液のどれがおすすめなのか試してみました。
ワーム補修の方法
大きく3つの方法があります。
ライターで補修
ターボライターで切れた面を溶かしてくっつけて、そのまま水面で冷やせばOKです。
弱点はワーム表面が溶けるので、微妙にアクションが変わってしまう事があるのと、ちゃんと内側まで溶かせないので強度が低いくすぐ裂けてしまいます。
釣り場での応急処置程度でやる分には大丈夫そうですね。
セメダインスーパーX2で補修
プロなどが補修で使ったりされている「セメダインスーパーX2」です。
他のセメダインは固くなるのでダメなんですが、スーパーX2は柔らかいゴムのようになるのでワームにも使えます。
使えるとは言っても接着剤として柔らかいという程度なので、柔らかいワームはアクションを殺してしまいます。
あとゲーリーなどの塩入りワームはくっつきづらいです。
値段が安いので一度買ってみるのもアリかもしれません。
ワーム補修液
ワーム補修専用で作られている商品なだけあって、色々なワーム補修に使えます。
ワームを少し溶かしワーム同士をくっつけるので、万能ですしワームのアクションを邪魔しないのでおすすめです。
ワーム1本100円だとして、8本補修して使ったらそれで元が取れます。たっぷりはいってるんでサイズによりますが、50〜100本近く使えそうです。
おすすめはワーム補修液
使い勝手が良いので専用のワーム補修液がおすすめです。
近所の釣具屋さんに置いてあった「Fix A Lure」というワーム補修液を使って、ギルフラットを補修していきたいと思います。
(ワーム補修液ならどれでも同じようになるので安いやつ買えばOKです)
ギルフラット1つが高いからちょっとでも長く使いたいんですw
ギルフラット3つ補修したら、補修液代の元は取れますね。
ワーム補修液の使い方
ワームの裂け目両方に補修液を塗り、くっつけて30分ほどでくっつきます。
ワームを溶かしながら、表面を密着する商品なので、表面の歯型のケアにも使えます。
ワームだけでなく、スイムベイトやビックベイトの尻尾の補修にも使えます。
ワーム補修液をギルフラットに使ってみる
指でギュッと押しつつ持って、ワームの裂け目を開いて内側に補修液塗ります。
両手使うんで写真は取れませんでした(汗
これで内側の密着が完了するので、あとは表面にも塗って補強しておきます。
フックが出てくる部分も開いて内側に塗ります、
そして表面にも塗ります。これで内側の補修と外側の補強ができます。
あとはフックを指す頭部分にも塗っておきましょう、ここは穴だけで内側に濡れないので表面だけ補修することになります。
乾いたらたっぷり塗った部分はテカテカとしちゃってますね。違和感を出したくないなら薄めに塗るのがいいですね。
(追記:乾いたらテカテカが収まりました)
2つに割れてた頭はこのようにしっかりと補修できました、こちらは一部(くちびる部分)マット感が出ていますね。
後日使ってみたんですが、全然新品とかわらず問題なく使用できました。
フックを刺す時に表面に膜が貼っている感じで若干差しづらいんですが、これは強度アップしているので問題ありません。
これはかなり満足の出来きとなりました。
フックを指してから補修液を塗ると密着力が上がって良いかもと感じたので、またやってみようと思います。
ゲーリーワームもしっかり補修できる
セメダインが苦手なゲーリーワームもしっかり補修できるか試しました。
ワッキーをやって穴が空いたセンコー4インチです。
穴にそってハサミでちょきん。
両方の切り口にしっかりとワーム補修液を塗ります。(写真撮る為にケースに置きました)
両方塗ったらギュッとくっつけて密着させます。この時断面を合わせると仕上がりがよくなります。
そしてくっついたらこんな感じで、よく見たらズレに気づく程度ですね。
ズレが気になるなら、表面に補修液を塗って整えるのもいいですね。
補修した場所はほんの少しゲーリー素材より固くなった感じがするので、ワッキーで使っても強度UPしたような気がしました。
ワーム補修液フィックスアルアーの使い方とコツ(動画)
まとめ
ワーム補修には専用の補修液が一番良かったです。
くっつき具合と、表面に塗った時の補強具合がベストでした、針持ちも良くなったので次は裂けづらくなりました。
ワームが新品の時にフックセットする場所に塗っておく事で、裂けないようになると思うので、そういう使い方もおすすめですね。