今回はシマノのスピニングリールのメンテナンス方法の紹介です。
毎釣行後にやるのがベストですが、4〜5釣行後に定期的にやる事で、スピニングリールが長持ちするようになります。
海水で使ったあとや、汚れている時には、事前に水洗いをして、しっかり乾燥させたあとにこの日常メンテナンスをやるようにしてください
【図解】スピニングリールの日常メンテナンス
メインシャフトのメンテナンス
ドラグを緩めてスプールを取り外します
メインシャフトが出てくるので、ハンドルを回して、シャフトが一番伸びている所まで上げてください
シャフトに汚れたオイルが付着しているので、綿棒でキレイに拭き取ります
メインシャフトの付け根あたりに、オイルを半滴ほど注油して、ハンドルを回してオイルを馴染ませます
余分なオイルがメインシャフトの付け根にたまるので、それを綿棒で拭き取ります
あとは、スプールを取り付けます
ラインローラーのメンテナンス
次はラインローラーのメンテナンスです
ラインローラーを綿棒で回して、ゴリゴリ・ジャリジャリという音が出たら、内部のベアリングが悪くなっているので、メンテナンスしても一時的に改善するかもしれませんが
そういう症状がでたら、基本的にはベアリングを交換するようにしてください
では、メンテナンスをやっていきます
ラインローラーのベアリングは、シルバー側にあるので、シルバー側を下にして、オイルを隙間に注油します
そして、綿棒でラインローラーを回転させて、オイルを馴染ませます
馴染んだら回転が軽くなるので、そうなったら表面についた余分なオイルを拭き取ります
これでラインローラーのメンテナンスは完了です
ハンドル付け根のメンテナンス
次はハンドルの付け根にあるベアリングへの注油メンテナンスです
まずはハンドルを取り外します、ハンドルを回すか、ネジで固定してあるはずです
内部に見えているシルバーの部分がベアリングです
ベアリングにオイルを垂らします
ベールを回して内部のベアリングを回転させて、オイルを馴染ませます
余分なオイルを拭き取ります
反対側にもベアリングがあるので、そこにも同じく注油と、回転させて馴染ませて、余分なオイルを拭き取ります
注油が完了したので、ハンドルを取り付けたら完了です
ハンドルノブのメンテナンス
次はハンドルノブのメンテナンスです
ハンドルノブと、ハンドルの付け根が汚れている場合は、尖った綿棒などでキレイに拭き取っておきます
次はハンドルとノブの隙間に、オイルをたらし、そのままハンドルノブ内部にあるベアリングへ注油しています
ベアリング側に垂れやすいように、ハンドルノブが下にくるようにしておきましょう
ハンドルを回転させてオイルを馴染ませます
そして、余分なオイルを拭き取ります。汚れが付きやすいのでしっかりと拭き取ってください
ダブルハンドルの場合は、もう一つのハンドルにも同じように、掃除、注油、馴染ませ、余分なオイルを拭き取りという流れでやれば完了です
ベール可動部のメンテナンス
次はベール可動部のメンテナンスです、スプール左右にあるベールの付け根ですね
その付け根にオイルを1滴たらします。この時内部に入っていくように、写真のような向きで注油するようにしてください
反対側の可動部にも注油します
ベールを上げ下ろしして、オイルを馴染ませていきます
余分なオイルを拭き取ります
これでスピニングリールのメンテナンスは完了です
【動画】スピニングリールの日常メンテナンス
メンテナンス方法は、動画で見てもらった方が詳しくわかりやすいと思います
0:00 オープニング
0:22 メインシャフトのメンテナンス
3:08 ラインローラーのメンテナンス
4:06 ハンドル付け根のメンテナンス
5:58 ハンドルノブのメンテナンス
6:52 ベール可動部のメンテナンス