スピニングリールのラインローラーに、ブッシュという樹脂パーツが使われている時があり、そのままでも使えるんですが
軽いルアーなどを使う時に、テンションをかけずに巻いていく時に、ラインローラーが回らず巻き取る事になり、ラインがヨレやすくなり、そのヨレによってラインがガイドに絡みやすかったり、くるくるなったりと、ライントラブルが増えてしまいます。
ベアリング化する事で、ライントラブルが減り、ラインも長持ちするのでおすすめです。
今回はこのベアリング化パーツを使うので、価格は1000円以下で可能です。
今回は16ナスキーを使いますが、17セドナ 、17サハラ 、19スフェロスSWなどの、 純正ラインローラーが、薄型樹脂タイプ(ブッシュ)で構造が同じものなら使えるそうです。
【動画】ラインローラーのベアリング化のやり方
動画で流れで見てもらったほうがわかりやすいかなと思います。
ラインローラーの分解
ドライバーでラインローラーのネジを外し分解していきます、ラインローラー(外から見えているメイン部分)は向きがあるので、外した順番にキッチンペーパーなどに並べて置いておきましょう。
今回はオイルなどで汚れていたので、プラスチックに使っても大丈夫なパーツクリーナーで洗いました。
ラインローラーのベアリング化パーツを並べる
もともと付いてた純正パーツを上に並べています、そこにベアリング化パーツを追加で並べていきます。
パーツの中にベアリングが入っていて、グリスが塗られていたので、海で使う場合や錆びさせたくない時には、そのまま使って大丈夫なのですが、
今回は回転性能を上げたいので、ベアリングをパーツクリーナーにつけて脱脂(グリスを除去)していきます。
脱脂が完了したら、お好きなベアリングオイルを気持ち多めの1滴垂らして馴染ませておきます。
今回はお気に入りのIOSオイルを使いました。
取り付ける順番はこのようになります。
樹脂のブッシュ(メッキ加工)が使わなくなり余ることになります。
内側からいうと
- ベアリング
- 純正カラー(グレー色)
- ラインローラー(金色、向きに注意)
- 0.5mmのワッシャー3枚
- 0.1mmのワッシャー(ガタつく時に付ける)
- 純正樹脂シム(白いリング)
- 純正ステンシム(太いワッシャーみたいなやつ)
- ネジ
ラインローラーを取り付け方法
並べた順番に1番(左側)から取り付けていきます。
ラインローラーの向きにだけ注意してください
そのままネジで締めて、爪楊枝か輪ゴムで回転させてみてください。
それで違和感がなければ完成です。
もし回りづらい場合はラインローラーの向きをサイドチェックしてみてください
ガタツキが大きい場合は、0.1mmのワッシャーを取り付けてガタツキを押さえてください。