最近流行っているペルチェ素子を使ったネッククーラーってありますよね、ぼくも実際に釣りに時に使おうかなと思っていたんですが、色々調べていくと効果が無いらしく、買うのをやめました。
すべての人にダメって訳じゃなくて、昼間の気温が30度付近で使う人に向いて無いだけで、それ以外のタイミングで使うならアリだと思うので、その理由をお話していきます。
もし買うならAmazonとかに中国製も何個か出てるんですが、サンコーが元祖ネッククーラーで年々改良されながら、ずっと販売されてて、人気なのでその商品を元にお話していきます。
ネッククーラーを炎天下で使っても冷えないレビュー
Amazonのレビューでは、キンキンに冷えると思って購入したけど、気温や環境によって使えない人達の口コミがあり参考になります。
外気温27度、強モードでプレートは冷えているが、屋外で日にあたりながらだと効果が感じられない
農家で一日中外にいるので夏の必需品です。「これを付けると涼しくて快適になる」という商品ではありません。つけた瞬間は冷たく感じますが、すぐに慣れて冷たく感じなくなりますし、体感として体温が下がったと感じる事も、少なくとも私は無いです。しかし、たまにネッククーラーを付け忘れると明らかに体がキツイですし、頭がぼーっとします。
外気温35度であるき続けると冷たさを感じにくい。駅まであるくと汗だくになるのは、ほんの少しマシになった程度
35度オーバーの環境下(厨房)では強モードでも冷却プレートの涼しさを殆ど実感できません。謳い文句の「外気温より−10〜17℃」は実感不可能です。冷却ファンが耳のそばなので気にすると結構気障りです。
金属部分が当たってる箇所だけ冷たくなるが、身体全体が涼しくなる訳ではない
USB給電しながら、ゆらぎモード本体のみで1時間使ってみたら、バッテリー部分が発熱して、首の後が熱くなりました、カイロみたい。
ネッククーラーが冷えない状況とその理由
まず、気温が36度以上になると、本体が温かくなってしまい冷却できないので、推奨仕様環境外気温は「35度以下」とされていて、おそらくこれは室内での話しで外での事じゃないと思われます。
外で使っていると直射日光が当たり、熱を持ち更く熱くなりますよね?
ペルチェ素子はプレートに電気を流して、片方冷たい、片方熱くなる現象によって冷やすんですが、その熱処理効率も低下すると考えられるので
直射日光があたる所で快適に使うなら、外気温は最大でも25〜30度程度かなと思われます。
そして、商品パッケージに記載されている、「外気温よりマイナス17度」で使うには、強モードの仕様になるのですが、ついてるバッテリーだけなら約1時間しか使え無いので、モバイルバッテリーの仕様は必須ですが、バッテリー部分が発熱ししてしまう口コミもあったので、
2つの意味で炎天下はキツイかなと思います。
あと、10000mAhのバッテリーで約5時間まで使えるようになりますが、バッテリーとケーブル込で約200gになるのと、ケーブルが首から出るので少しごちゃごちゃなるかなと思います。
ネッククーラーはこんな気温におすすめ
使用状況をまとめると
- 直射日光が当たらない外気温30℃
- 直射日光が当たるなら外気温25℃くらい
- 付けたから冷えるというより、体温を上がりづらくするイメージ
- 1時間以上使うならモバイルバッテリーによる給電は必須
昼間の釣りで使うなら夏以外の気温になっちゃいました、夏でも夜釣り中ならギリギリ使えそうな感じですね。熱帯夜はちょっとキツイかもです。
そして、結局ネッククーラーを買う事はありませんでした。
しかし、真夏の暑さ対策になにか欲しかったので、空調服を購入したら、かなり快適になったので、こちらも参考にしてみてください。
購入は楽天市場の方が安いです