ぼく自信道頓堀川は釣り禁止だとは思っていなくて、Twitterで「道頓堀川は釣り禁止だったはずですよ」と教えてもらえて、ネット上には色々な情報が書かれていたので、一旦まとめるという意味も込めて、管轄の大阪市建設局企画部河川課の方に教えていただきました。
ネットに書き込む事も伝えてOKをもらっています。
簡単にまとめると「道頓堀川は釣り禁止の表記は無いが、道頓堀川のルール的に釣りはできない」という事になります、ちょっとややこしいので詳しく説明していきます。
道頓堀川のルール
道頓堀川で釣りをするには2つのルールが関係します。
道頓堀川遊歩道とは?
道頓堀川では川沿いを歩けるように遊歩道を整備されています。
この遊歩道というのは川沿いのこの部分です(川からダイコクまでの道のこと)
で、この遊歩道には「道頓堀川遊歩道等の使用に関する行政指導要綱」というルールが決められています。
道頓堀川遊歩道等の使用に関する行政指導要綱
この内容で釣りに関係しそうな所を引用します。
(趣旨)
道頓堀川遊歩道その他附属施設(以下「遊歩道等」という。)の使用について、市民が遊歩道を安全かつ適正に使用できること並びに遊歩道及びその周辺の地域における良好な環境を保持することを目的とする。
(行為の禁止)
(1)石、ガラスびん、金属片その他遊歩道上の人若しくは船舶等を損傷するおそれのある物件を投げ、発射すること
平成16年12月18日から施行する。
まずこのルールが作られた趣旨は、みんなが安全に遊歩道を利用できるために作られてます。
そして、禁止行為の(1)にかかれている項目が釣り禁止へと繋がります。
釣り針がついた釣り竿を投げる事で、人にあたって怪我をさせたり、船を傷つけたりする可能性があるという事になります。
釣りをするという事は、ルアーやラインが水中に残る可能性が出てきてしまい、ラインが船のスクリューに巻き付き故障(損傷)する可能性もあります。
「夜など人が居ない時間」は、それは水中にゴミを残し、結果として損傷へと繋がる可能性がある為ダメという事になります。
釣り禁止とは書かれていないんですが、「釣りをする」という事自体が、このルール違反となってしまうので、道頓堀川の遊歩道上では釣りをする事ができません。
それ以外の場所は民有地で不法侵入となる
道頓堀川の遊歩道が無い場所は上記ルールが適用されません。
しかし、それ以外の場所で道頓堀川沿いは「民有地」となっていて、誰かの土地となるので勝手に侵入すると不法侵入となってしまうので、釣りができません。
もし許可をもらえたのなら釣りは可能となるでしょう。
ユーチューバーさんやブログ記事で公開されてて困ってる
大阪市の方とお話してる中で、ユーチューバーさんや、ブログ記事として道頓堀川で釣りをされている方が結構いて、それで釣りをしても大丈夫だと思われ、釣りをする人がいるので困られているようでした。
大阪市の方が釣りをしている方をみかけたらお声掛けされているようです。
「(ユーチューバーなど)さんが釣りしてたのになんでぼくだけ注意されるんだ!」というトラブルに繋がってしまいますし、トラブルによって釣りのイメージが悪化してしまうので、ルールを守っていきましょう。
まとめ
道頓堀川は釣り禁止ではないけど、ルール的に釣りができません。という結果になりました。