【アンタレスDCMD】DCとメカニカルブレーキのベストな調整【飛ばない人はミスってる可能性あり】そして60mと80mの壁

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・メカニカルブレーキをゼロポジションに設定、その理由
メカニカルブレーキの調整はスプールを横に動かしてカタカタいうか言わないかの、いう側にセッティングします。

カタカタいうというのはスプールがフリーな状態で、締めてカタカタ言わないというのはスプールをメカニカルブレーキで押さえつけてしまっているので、アンタレスの性能を100%発揮できなくなります

購入時は初心者さん向けに強めに調整されていて、それはそれでバックラッシュしずらくはなるのですが、飛距離も犠牲にちやうので、カタカタいう側にしてください。

・DCブレーキの説明、XBモードとライン専用モードについて
DCブレーキは内部モードと、外部のダイヤルで調整していきます。

内部モードは遠投、ビッグベイト用のXBモードと、後はフロロ、ナイロン、PEそれぞれのモードがあります。

XBモードはこんな感じになっています
1はメタルジグなど重くて空気抵抗がほぼ無いルアー用
2はバイブレーションなど空気抵抗が少ないルアー用(追い風)
3はバイブレーションで少し風がある時などに使います
4はクランクベイトなど少し空気抵抗があるルアーで使います
4と5で大きく差があります
5は大型クランクベイトやスイムベイト、重心移動が無くて空気抵抗が大きめのものって感じですね
6はビッグベイトで比較的空気抵抗が少ないミノー、ギル系です
7はS字系ビッグベイトで空気抵抗が大きいものです
8空気抵抗が大きいクローラーベイトやアラバマリグって感じです

そして、4と5の間にライン専用モードが入るという感じです。

XBモード1〜4
ライン専用モード1〜8
XBモード5〜8

・基本的なDCブレーキの調整方法
基本的なブレーキ調整方法は、ルアーに合わせて強いブレーキから徐々に弱めていって、キャスト時にラインが浮かずに飛んでいく場所を見つけていくという感じです。

ラインが浮くというのは、キャストの時にラインがバックラッシュしそうに広がったり、する事です。

そのラインが浮くのはブレーキが弱いという事で、ラインが広がっている時に失速しているし、ラインが傷ついたり、バックラッシュしやすいので、ラインが浮かない場所で調整してください。

この調整をする事で急な横風が吹いてきたとしても、バックラッシュせずに回避が可能です。

・バックラッシュする時の調整方法
DCブレーキが付いていてもバックラッシュはします。

バックラッシュしてしまう時の調整方法は、基本的にはさきほどのキャスト時にラインが浮かないブレーキ調整をするという事は変わりません。

もしその調整でバックラッシュしてしまう場合は、その段階から1つか2つブレーキを上げる事でブレーキが強まるのでバックラッシュしずらくはなりますが、飛距離も犠牲にしてしまいます。

その調整でもバックラッシュしてしまう場合は、ロッドに対してルアーが軽くキャスト時にしなりを利用できていない、もしくはロッドに対してルアーが重たすぎて反発を活かせてないという感じですね、多くはルアーが軽い時が多いようです。

16lb以上のフロロラインを使っている。フロロラインは固いので初心者さんはまずナイロンラインを使ってバックラッシュせずに投げるコツを覚える方が良いかなと思います。

もしくは、メカニカルブレーキをカタカタ言わない場所まで締めて、キャスト練習をしバックラッシュせず投げられるようになってきたら、再度カタカタいう所まで緩めてみてください。

このどれかを改善か練習する事でバックラッシュは減ります、あとはリールではなく腕次第って感じですね。

・遠投する時の調整方法
遠投する時にはXBモードの下1か2なんですが、投げるルアーや風向きなどでライン専用モードを使う事で最大飛距離を狙える時があります。

空気抵抗が少ない、メタルバイブ、ヘビキャロ、メタルジグとかそういうものは全然XBモードの1,2でOKなんですが、

バイブレーションの遠投をする時はちょっとかわってきて、XBモードよりもライン専用モードの方が飛距離が出る時が多いです。

使ってたのはTN70というバイブレーションで重さが18gで、MHのロッド、フロロライン16lbを使っていたんですが、XBモードの2でもしっかりと飛んでいる気がするんですが、ブレーキが掛かっている気がして、XBモードの1にするとバックラッシュしてしまうという感じでした。

その時にフロロラインモードの2番を使う事で、さっきのブレーキがかかっているゾーンがなくなり最大飛距離が簡単に出るようになりました、これは投げ方等は変えずなのでDCブレーキの調整だけでですね。

この時に気づいたんですが、XBモードの下2つは空気抵抗が無いルアーを投げるモードで、スピードを出しやすいルアーに合わせて調整してあると思うんです、

なのでバイブレーションはそれらと比べると空気抵抗が大きくスピードが出ないので、DCブレーキが失速などと考えてブレーキをかけているんじゃないかな思います。

・60mと80mにあるDCブレーキの壁
ヘビキャロでの飛距離の情報です。

XBモードを使っていてぼくも飛ばない方なんですが、60mと80m付近に強くブレーキがかかるポイントがあり、平均飛距離はそれくらいに落ち着くという経験をしてきました。

これはXBモードのブレーキ設計が「空気抵抗が無いルアー」用なので、スピードが遅くなるとブレーキがかかってしまうからだと思います。そしてテストした人は釣りが上手い人なので投げ方もバッチリなはず。

以前7フィートロッドで12号(約45g)フロロ16lbでヘビキャロを使っていた時に、何度投げても60mしか行かなかった時期があったんですが。

それから8フィートのロングロッドを使う事で、初日に80mまで伸ばす事ができました。これロングロッドの反発と遠心力を使う事で、スピードが出たおかげで1つ目の壁を突破できたのかなと思います。

次は100mを出したいんですが、その為にはロングロッドをしっかり振り切る為の腕力と、ロングロッドをしならせる技術、そしてタックルセッティングが必要なんじゃないかなと思います。

メタルジグかシンカーなら7フィートロッドでも軽く100m行くので、それを考えても飛ばしたいならスピードが大切だなと感じました。

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