今回は21アンタレスを使って、ベイトリールの水洗い方法を紹介していきます。
淡水で使っていたのですが、茶色い汚れやカスなどが付着してしまっています。
水洗い前の準備
まず洗う前にドラグを締めます。
締める理由は隙間から水が入ってしまい、ドラグの効きが悪くなったり、ひどい時にはドラグが効かなくなるので、しっかり締めておきましょう。
洗う時にはお湯ではなく、水を使うようにしてください。
お湯を使うと、ベアリングのオイルや、リール内部のグリスが溶け出してしまい、分解してのメンテナンスが必要になるので、冷たくても水を使うようにしてください
ベイトリールの水洗い方法
水を掛けながら回転させて、汚れを流して落としていきます。その時の必要なポイントをまとめました。
スプールのふち
ここは水に含まれたものが付着しやすいので、スプールとボディーの隙間に水を当てつつハンドルを回して洗っていきます。
反対側も同じく洗います。
ハンドルの付け根
ここにも水をかけながら回していきます。
ハンドルノブ
ここも汚れが付着しやすく、ハンドルを回してのゴリゴリ、シャリシャリといった異物感もこれで解消する場合があります。
回転が悪くなると巻心地にも関わるので、しっかり洗うようにしてください
クラッチ
クラッチを切って、戻して、を繰り返していき、接地面を洗っていきます。
レベルワインダー
左右に動く場所と、付け根のネジ部分に水を掛けていきます。ここは色々な異物が挟まっている時が多いので、しっかり洗うようにしてください。
汚れが取れない場合
水洗いだけで汚れが取れない場合は
広範囲なら柔らかいブラシか、細かい場所は綿棒でさっと汚れを落とします、水でふやけているので取れやすいです。
洗い終わったら水気を切ります
まずハンドルを勢いよく回して、ラインの水気を切ります。飛び散るので気をつけてください
次にボディー全体の水気を切ります。
リールには排水穴が付いているので、その穴を下向きになるように持ち、振って内部の水気を出していきます。
このあと拭き取りしますが、この時にしっかり振っておく方が楽になります。
そして、汚れてもいいタオルか、キッチンペーパーで表面の水気拭き取ります。
スプールを外して乾燥させる
そのままの状態でも乾きますが、数日かかってしまうので、簡単にバラして早く乾かしていきます。
リールによって違いますが、スプールを取り外して風通しが良い場所で乾かします
直射日光が当たると、乾きは早いですが内部が温まってグリスが溶けてしまう可能性があるので、日陰がおすすめです。
そして乾燥したら、オイルやグリスを注油して使うようにしてください。
注油のやり方は別の動画で解説しているので、そちらをチェックしてみてください。