「ミネベア ステンレスベアリング」約500円
簡単に説明すると、ミネベアは「ベアリングやモーターを作っている部品メーカーで、小型のボールベアリングシェアが世界首位(60%以上)で、精密さがウリとの事」リールやミニ四駆などに使われています。そのミネベアの1つ250円のベアリングを使います。
安いから不良品が多いっていう人があったんですが、ぼくは最近ほぼミネベアに交換して釣りしてるんですが、特に不良品は無いし、大きい会社なんでそういうものは出荷前に弾ける仕組みあるはずなんで、安心して使って大丈夫でしょう。
「ゴールドワークス 匠ベアリング(遠投式)」約2550円
説明をすると「特殊機材でブレークインを施したベアリングを、超低粘度オイルに漬け込み、限りなくドライに近い遠投専用ベアリング。おかっぱりやウェーディングなど、重めのルアーをより遠くへ、とにかく飛距離が欲しい時にセットアップしていただきたい一品です。」
そして、大量のベアリングの中からゴロツキがあるものを省き(3〜4割が減る)、高速回転させて慣らしを行い、表面に特殊コートを行い、オイルトリートメントをされていて、全体の約30%の選ばれたベアリングだけが、匠ベアリングになっているとの事です。
取り付け方法も決められていて、パッケージ開封後に余分なオイルを拭き取り装着、ハンドルを回転させて異音が無いかチェック、スプールを外して飛び散ったオイルを拭き取る、必要があるみたいです。今回はオイルが目視出来ないレベルなので大丈夫でしょう。
遠投式は極限まで抵抗を無くしているので、他のモデルよりノイズが目立つ場合があるみたいですね。そしてオイルを多くつけると回転性能を損ねるとの事です。極細筆にひたしてベアリング接地面に薄く塗ってとの事です。
几帳面な人じゃないと本来の性能を発揮できなさそうですね。
ベアリングチューンするならコレ!って感じで最近流行っているベアリングです。
価格は約5倍となるので、回転時間も5倍くらい伸びたらいいですね。
そして同じ条件での比較をしたいので、両方ベアリングを脱脂して、
匠ベアリングがオープンタイプなので、ミネベアもオープンにして、
同じオイルを注油してテストしていきたいと思います
その前に一旦匠ベアリングがベストとされいるオイル量、ほぼ塗ってないようなレベルなので、これでどれだけ回るのかチェックしておきましょう。
本来の性能はこれだよーって事ですね、多分みんな使っていくうちにオイル塗りすぎ等で性能落ちると思うんで参考値として。
回転時間チェック×3回
では、両方のベアリングを同じ状態にしていきます。
脱脂、オープン、グリッチオイル注油
まずはミネベアからいきましょうか。その方がわかりやすいと思いますので。
ミネベア回転チェック×3
次は匠ベアリングでいきましょう、価格差5倍の性能を見せられるのでしょうか。
匠ベアリング回転チェック×3
マジですか、ちょっと驚きの結果になってしまいました。
結果発表
ミネベアの3回転時間は
1回目 1:17
2回目 1:18
3回目 1:14
平均 1:16
ゴールドワークスの3回転時間は
1回目 1:17
2回目 1:18
3回目 1:16
平均 1:17
ゴールドワークス本来の回転時間は
1回目 1:17
2回目 1:16
3回目 1:11
平均 1:14
おかしいと思って動画の時間計測2回やってみたんですが、こんな結果になりました。どっちかというとミネベアを厳しめに時間計測したんですが・・・
3回の平均値は、ミネベアが1:16、
ゴールドワークス自分で注油したものが1:17、
ゴールドワークスベストな注油の物が1:14
ベストな注油が一番伸びないって所が気になるんですが、もう少し差が出てくれるもんだと思ってたんですが・・・
まあ今回はねスプールを回した実験なんで、次回実際に飛距離テストで匠ベアリングの挽回を期待しておきましょう。