今年の5月末頃に、フロロマイスターのヨレが気になり、バスエックスを教えてもらい乗り換えて色々と使ってきました。期間的には3ヶ月なんですが釣りの回数的には皆さんの3倍位は行ってると思うんで、ある程度の信頼度は高い感想になるはずですw
動画でみるのはこちら
フロロマイスターとバスエックスの使った感じの比較
フロロマイスターはフロロの硬さもあるんだけど、使ってみると意外としなやかで色々な釣りに使いやすい万能タイプって感じで、アタリも手元に伝わってくるので好きなラインです。
バスエックスはフロロの硬さが、
ヘビキャロで大遠投をした時に、同じブレーキ調整で14lbは気持ちよく飛んでくれるんですが、16lbにすると後半のふわっとラインが浮く感じがするようになりました、ライン自体が太くなった事による硬さも確かにあるんですが、フロロマイスターよりもこの差が大きいように感じました。
14lbと16lbで硬さが変わっているような気がして調べてみたら「番手別設計により、太番手はよりソフトに仕上げ糸グセが少ないよう、トラブルレス、飛距離にこだわり設計」と記載されていました。もしかしたら14lbと16lbではこの設計が変わってると思うので、快適に飛ばしたい人には14lbが良いだろうなと思いました。
通常ルアーで16lbを使っているんですが、後半の糸の膨らみがやっぱり出ちゃうという感じですね。
ラインの強度
強度は14lbと16lbを使ってみたんですが、そこまで大差は感じられないって感じでした。使っていくうちの劣化による強度低下はあるんですが、どちらも同程度という体感です。
ちゃんと白くなりだしたくらいに交換をしてたら、魚を掛けてのラインブレイクは無くて、根掛りした時に引っ張って切れる感じが同じなので、強度は同じ位かなって思います。
ラインの耐久度(白くなるまでの日数)
ラインの耐久度というかラインって使っていくうちに、だんだん表面が白くなってきてそろそろ交換だなってタイミングがありますよね?
そのタイミングがフロロマイスターでは3日くらいで、バスエックスも3日くらいで表面が白くなってくるようになりました。同じ3日なんですがバスエックスの方が3.5日くらいで若干長持ちかなという気がしてます。
ヨレの入りやすさ
普通のルアーを使っている時にランガンを繰り返していると、ラインの先から〜20mくらいが出入りするので劣化しやすくなり、ヨレが出てきます。
白くなるのとヨレが出るタイミングが違ったので、ヨレが出る事だけで言うと、フロロマイスターが2日目の途中から、バスエックスは3日目の後半からって体感でした。
少しだけフロロマイスターの方がヨレが入りづらいという感じでした、どちらも300m巻きで下の100mはヨレが入りやすい、もしくはもともと入っている事もあると思うのですが、バスエックスは平行巻のせいか下の100mでもヨレを感じる事は無かったです。
フロロマイスターは巻いた時にすでにヨレている時もあったのですが、それはもしかしたらそのロッドが悪かった可能性もあります。
バスエックスとフロロマイスターのコスパの比較
低価格のラインはコスパが大切だと思うので、100mで使った時の1回あたりのコスパを計算してみました。Amazonの価格を参考にしています。
フロロマイスター
14lb(320m)1030円 100m約321円
16lb(240m)1060円 100m約441円
バスエックス
14lb(300m)1750円 100m約583円 +262円
16lb(300m)1750円 100m約583円 +142円
バスエックスはまあまあな価格になっちゃうので、コスパ的にはフロロマイスター14lbをこまめに巻きかえる方が良さそうですね。
ってそもそも値段が1.5倍位違うラインなので、そりゃバスエックスの方が性能高いんじゃない?っていう気も少ししましたw
今後バスエックスとフロロマイスターどっちを使う?
で、今回バスエックスが優位に感じているんですが、ラインってロッドによって良い悪いが多少なりと出てくるそうで、ぼくが以前使ったフロロマイスターのロットがたまたま悪かったせいで、「悪くなってきたな」という印象を感じてしまっている可能性もあるので、今後もフロロマイスターとバスエックス両方使いながら、その辺りを追求していければなと思います。