どうも!エナジー福田です
今回は2月にぼくが実際に使おうと思っているルアーと、1日の釣りの流れ、そしておすすめルアーを紹介していきます
気になる事などあればコメントで質問してください
🔻動画の流れ🔻
0:00 オープニング
0:13 2月のバスの生態
3:10 狙っているベイトフィッシュ
3:55 バスが居る場所(狙うポイント)
6:52 1日の釣りの流れ
10:07 2月のおすすめルアー
2月のバスの生態
まとめると
- 基本的には越冬モードで捕食しない
- 越冬モードのバスはリアクション
- 水温上昇の時に捕食モードになる
- 捕食モードの魚が釣りやすい
- スポーニングを意識し始める
まず2月のバスがどんな状態なのか?バスの生態や動きについて知っておきましょう
2月のバスは、寒さを避けつつも、捕食できるタイミングを狙っているというような状態です
水温=バスの体温
2月は一番冷える時期になるので、水中は真冬でキンキンに冷えている状態になります
バスは適温動物なので、水温=体温となり、活性がかなり下がっている状態で、
ブラックバスの活動限界は5度という研究データがあり
「バスの水温5℃」は、ぼくらでいうと、冬に釣りをしていて手がかじかむあの状態が全身でおこっているような感じです
なので、基本的にはその釣り場の中でも、
ディープで水温が安定する場所や、北風が当たらず水温上昇しやすいシャロー付近で冬を過ごすか
越冬モードで省エネモードで、なるべく捕食をせず春を待つという感じになります
シャローのバスが釣りやすい
そして、寒さを避けつつも、生きる為に捕食しないといけません
水温=体温になるので、水温の変化、特に急激な水温低下には敏感となるので、水温が安定する場所が過ごしやすい場所になり
小バスほど水温の影響を受けやすく、デカバスは体力があり動けるので、「冬に釣れたらデカい」と言われている理由にもなります
活発に捕食するのは「晴れていて、風が無い日」です。これは水温が上昇するので、バスが捕食モードに入るタイミングとなります
この時に釣りをしているとポカポカ暖かく感じる日でもあり、そういう日が数日続いた後はバス的にもベストな日になります
捕食モードに入った時には、ベイトフィッシュの存在はもちろんですが、
北風が当たりずらく、日当たりが良い、水温が上昇しやすいシャローがベストとなり
そういう場所に入ってくるバスは、餌を食おう!としているので、比較的釣りやすいバスになるので、冬に狙うならこのバスをおすすめしたいです
越冬モードのバスはリアクション
逆にディープでじっとしている越冬モードのバスは、捕食をあまりしない状態で、食性に訴えて釣るのは難しいです
その理由も水温は低く安定しているんですが、シャローのように上昇することも無いからです
越冬モードのバスは、リアクションの釣りで、反射的に口を使わせる必要がでてきます
しかし、これはどこにでも居る他の季節と違って、ディープの障害物にべったりくっついていたりするので
めちゃくちゃギリギリでタイトに狙う必要がでできます
唯一捕食モードになるタイミングは、ベイトフィッシュが入ってきた時で
そういう時には障害物の上や、急深の壁際にサスペンドして捕食するようになるので、
そのタイミングでは食性に訴えた釣りが有効になってきます
プリスポーニングを意識するバス
そして、2月の後半にかけてスポーニングを意識するバスが出てきます
ここに遭遇できれば「デカバス連チャン」という事もアリ得るくらいのチャンスなのですが
そのタイミングは数日で終わってしまうので、情報を聞いて同じ場所に行っても手遅れなくらい
シビアにバスの動きを読む必要がでてきます
2月のベイトフィッシュ
2月のバスが狙うベイトフィッシュは、シャローではワカサギ、フナやギルなどの低水温で動ける魚か、石の隙間に隠れているドンコなどが居てて、
ディープでは、ギルやワカサギやハスなどが居ると考えられます
ここは釣り場によって変わるのでざっくりとしたイメージとして捉えておいてもらえればいいかなと思います
ワカサギ狙いのバスには、アラバマやミドストなどでゆっくり巻いたり
フナを狙うデカバスには、ビッグベイト、スイムベイトをゆっくり巻いたり
あと、越冬場所のピンスポットにいるバスには、
メタルバイブなどのリフト&フォールなどのリアクションで、無理やり口を使わせる事になるので、
ベイトの存在は大切ですが、ベイトのシルエットとは違っても食って来る時があります
2月のバスが居る場所(ポイント)
まとめると
- 一番深い場所(ディープ)
- 水温上昇するシャロー
- ヘビーカバー
- シャローとディープの間
2月のバスが具体的に居る場所について紹介していきます
冬のバスが釣れづらい理由は、秋まではある程度近くを通せたら釣れていたんですが、
冬はしっかりバスの目の前に通してあげないと口を使ってくれません
なので、狙いたい所にしっかりと通してあげるキャスト技術も大切になってきます
一番深い場所(ディープ)
まずひとつ目はその釣り場で一番深い場所です
水温が一定っで安定しているので、心地が良い場所となります、この深い場所は野池の護岸際は深くなっているなど、調べたらわかる所もありますが
琵琶湖などでは魚群探知機がなければ探しづらく
ルアーを投げた後に着底までの時間を数えて、どのあたりが深いのか地味に調べるしかないのですが
他の人はそこまでやらないので、もし見つかったら連発できる可能性があるので、やってみるのをおすすめします
その中でも障害物が絡む場所の方が、バスが付きやすいのでプラスで何かある所は覚えておくといいでしょう
水温が上昇するシャロー
次にお昼以降に水温が上昇しやすいシャローはデカバスが釣れやすいです
太陽光によって温まりやすく、その温かい水が出て行きづらいワンド状になっている所がベストで
北風が当たりづらい場所だったり、木や山などで北風がガードされている場所も良くなります
そのシャローに、ディープが隣接していたり、底に温まりやすい黒っぽい岩や人工物などがあれば、かなり良いスポットとなります
ここは目視でも確認できますし、地図を見て北風をガードできる場所を探しておくのもいいでしょう
ヘビーカバー
次にヘビーカバーですが、これは水の流れと風の影響をガードできる障害物の事です
このヘビーカバーがあれば、水温が低下するシャローでもバスがそこに隠れて越冬が可能になります
具体的には、テトラポットや、木の根っこやアシ、大きめのゴロタや石畳、玉ねぎと言われるネットなどです
テトラポットは流れがある場所でも、奥の方では流れをガードしてくれるのでそこまで寒くないですし、
バスは隙間に入って身を隠せますし、ベイトも集まりやすいポイントとなります
他の障害物も同様に、冷たい流れと風をガードできる量と、身を隠す事ができる隙間がある事が条件ですが
それが揃った場所では、なんで真冬にこんな所で釣れる?って場所でも釣れるようになります
ワンドとディープの間
スポーニングを意識しているバスは、水温が上昇するワンドの出口と、ディープの境目あたりを狙います
これは産卵を意識してシャローに上がってくるバスの通り道となる場所で、その通り道の中の障害物やブレイク付近で捕食をし始めるようになりますが、
まだ体は冷えているので
ワンテンなどの大きめジャークベイトを使って、気づかせてからリアクションで口を使わせる、というイメージで誘っていきます
ここは常に居る訳じゃなく数日ステイするだけになるので、良い場所があればこまめに通うと思い出になる経験ができるかもしれません
2月の1日の釣りの流れ
まとめると
- 朝〜午前中:リアクションで狙う
- お昼すぎ:シャローを狙う
- 夕マヅメ:ラストチャンス
- 夜:デカバス狙い
ぼくが実際に釣りをするなら、1日を朝マヅメ、午前中、お昼、夕マヅメ、夜と区切ってどういう釣りをするのかを紹介していきます
琵琶湖メインでの釣り方になるので、他の場所とはちょっと違うかもしれないので、参考程度にしてください
朝マヅメ〜午前中
まず朝マヅメですね、このタイミングは一番水温が低い状態になり、釣りづらい状態になるのでパスしてもいいかなと思っています
やるとしたら、越冬場所をリアクションで狙うか、越冬場所付近の障害物か、ディープ隣接のシャローの障害物をゆっくり巻けるスイムベイト等で狙っていきます
そして午前中ですね、このあたりから太陽によって水温も、ぼくらも暖められていきます
でも水温がすぐに上がる訳ではないので、引き続きリアクションメインの釣りとなります
その釣りをしている中で少しでも生命感がある所、ベイトの気配がある所をチェックしつつ釣りをしていきます
お昼
お昼すぎあたりには太陽によって水温が上昇してきて、バスの活性が上がってくるので
シャローに捕食しにくるデカバスを狙っていきます、シャローの中でも冷たい北風が当たらない場所を探して狙っていきます
午前中には、このお昼過ぎに狙う場所を考えつつ釣りをしていき、ベストなタイミングに入る事ができるようになります
シャローの中でもバスが追い込みやすい岸際や、障害物際を、ステルススイマーをゆっくり巻くか、レイジースイマーをデッドスローで巻いていきます
大きめのルアーを使うのは気づいてもらいやすくする為で、バスも捕食の為に上がって来てるので
見つけたらチェイス等があるはずなので、次の狙い方に活かしやすいからです
見つけてそのまま食ってくれたらベストですが・・
見切られた場合には、ヴィローラ2.8のホバストで狙っていきます
色々やってダメだった時には、シャローフラットをブザービーターのゆっくり巻きで、
捕食モードのバスが散っていないかチェックするという感じで探っていきます
冬の中でも一番釣れるタイミングになるので、ここをどう効率よく回れるかが1匹釣れるかどうかに掛かってくるでしょう
水温上昇しないような曇で風が吹いているタイミングでは、リアクションの釣りに切り替えるか、風裏を探していきます
夕マヅメ
太陽が沈みそうになり、体感温度が一気に冷えてきてそろそろ帰ろうかなと思うタイミングです
でも、温められた水温は気温のように一気に冷えないので、まだまだチャンスがあります
暗くなる事でバスの警戒心も薄れるので、その日色々と巡った中で
「ここ居てもいいはずなんだけど釣れなかったな」という自信があるポイントへ入り最後デカバスを狙います
場所的には昼過ぎと同じ捕食の為に入ってきているシャローで、その中でも風が当たらずに水温が一番高いであろう場所か、
昼間に魚を食う鳥が居ててよく潜っていた場所付近を狙うようにしていきます
太陽が沈むと急激な寒さが来るので、しっかり防寒着を用意しておいて、ギリギリまで粘るのをおすすめします
夜
次に夜です、釣りをされる時にはしっかりと防寒と安全対策を行ってくださいね
夜はぼくは配信中にしかやらないんですが
ネコソギDSRをサスペンドチューンにして、デッドスローで巻いていきます
ボリュームが合って気づいてもらいやすく、食べやすいスピードになり、デカバスが反応してくれます
2月のバス釣りおすすめルアー
2月のおすすめルアーを使うシチュエーション毎に紹介していきます
色々とあるルアーの中から、その釣り方に向いている物で、ぼくが実際に使うものを紹介していくので、迷ったらこの中から選んでみてください
活性が低い時:リアクションの釣り
水温があまり上昇せず、風が吹いていてバスの活性が低いような時にはリアクションで釣ります
初心者さんにはメタルバイブか、シャッドを持っておくのがおすすめです
- 狭い場所ならメタルバイブ
- 広い場所ならバイブレーション
- 浅い場所ならシャッド
- ゴミがあるなら瞬テキ
狭いスポットを狙う時には、メタルバイブの中でもサーキットバイブがおすすめです
その理由は、動き出しが早いのでショートリフトの時に無駄なく動いて、バスにアピールしてくれるのでおすすめです
これを20cmくらいの短めのリフト&フォールで、活性が低いバスの目の前で上下させていきます
まだポイントが絞れていない時や、広い場所を狙う時にはバイブレーションのTN60か70がおすすめです
その理由は、根掛かりしづらいし、手元に振動が来るので何しているかわかりやすいので、集中が続きやすくなります
これもリフト&フォールで使いますが、メタルよりも広く探りやすいので、サーチ力はこちらの方が高くなります
水深が浅い場所のルアー
そして浅い場所を狙う時には、シャッドを使っていきます
シャッドのリアクションの使い方は早巻きとジャークがありますが
早巻きはソウルシャッドが、何タイプかあって水深の調整がやりやすいので、狙った層に合ったタイプを選んで使います
使い方は、早巻きをしてビックリさせて口を使わせるというイメージで使っていきます
ジャークはベビーシャッドか、スーパースレッジがおすすめです
その理由は、ジャークして潜っても1.5m位なので、おかっぱりでは扱いやすいですし、実績も高いです
2〜3回ジャークしてフラッシングによるアピールでバスに気づかせて、ポーズを入れているタイミングに近づいて食うという使い方をするので
カラーはシルバーかゴールドなどのフラッシングしやすいものがおすすめです
ゴミが多い時には、ファットヤマセンコー3インチに、3.5gのテキサスシンカーを付けた、瞬テキがおすすめです
ゴミをすり抜ける事ができますし、リアクション要素も出せて、メタルっぽいスピード感で探る事ができます
カバスキャ系でも似た事はできるんですが、1キャストに時間がかかってしまうので
それよりキャスト数増やした方が1匹に繋がると思うので、瞬テキがいいと思います
バスが捕食モードの時:食わせの釣り
水温が上昇し、捕食モードになってシャローへ上がってきているバスには、食わせの釣りをやっていきます
初心者さんには、スイムベイトか色々使えるバイブレーションを持っておくのがおすすめです
- 広範囲を狙うならバイブレーションかスピナーベイト
- 岸際はスイムベイトかビッグベイト
- ベイトが小さいならミドストかホバスト、アラバマ
広範囲を探っていく時
広いシャローでどこにバスが居るのかわからなかったり、効率よく探って行きたい時には、ブザービーターTGを遠投して、ゆっくり巻きで探っていきます
もしゴミが引っかかるようなら、ゆっくりでもブルブルがわかりやすい、クリスタルSのスローロールを使います
どちらもボトムを感じながら巻いていきます
岸際など障害物を狙う時
そして、岸際などで餌が通るのを待っているバスには
サーチする時にはステルススイマーのトリプフルックチューンでゆっくり巻くか
ギルロイドJRか、レイジースイマー6でデッドスローで使いますが、こっちは時間がかかるので自信があるポイントで使うのがおすすめです
そういうような場所でベイトのサイズが小さい時には、スピーディーに探れるミドストか、ゆっくり食わせの間があるホバストを使います
ヴィローラがパタパタとミドストもやりやすいですし、ホバストも簡単です
セッティングも大切なので、セッティングは概要欄にリンクを貼っています
それかベイトが群れでいる場合には、ゆっくりと動かせるタイプのアラバマリグも有効です
ブレードが無いタイプで、ゆっくりでも動くノンソルトタイプを付けたものがベストで
追い込みやすいように岸際や、障害物際に通してあげると捕食しやすくなります
プリスポーニングモード:ジャークベイト
次にプリスポーニングを意識して、シャロー手前まで上がってきているバスにはジャークベイトが有効です
狙うのはシャロー手前にある障害物で、その上にサスペンドしているのでそれをイメージして
おすすめなのはヴィジョン110で、強めにジャークして長めのポーズというのを繰り返して探っていきます
夜釣りの時はネコソギDSR
次に夜釣りをする時にはネコソギDSRをサスペンドかスローフローティングチューンして、デッドスローで巻いていきます
どういう所にいるバスを狙っているのか?というのを考えつつ
岸際なのか、沖のブレイクなのか、考えながら攻めて行くと釣果に繋がると思います
他には、ゆっくり中層を巻ける、デスアダー6インチのジグヘッドスイミングや、ゆっくり巻くタイプのスコーンリグでも良いと思います
もし中層で当たらない場合は、デスアダー6インチか、トビキチでボトムズル引きで、ボトムを探っていきます
という事で2月のバス釣り攻略情報でした