このラインはコスパが良いけど、微妙というレビューもあったので気になっていて
10釣行ほど使ってみたんですが、個人的にはバックラッシュも少なく、普通に使いやすいラインかなと思いました
気をつけたいのは、バックラッシュした時です、うまく解かないとラインが劣化してしまうので対策方法を紹介していきます
今回のレビュー内容はこんな感じです
- 青パッケージ(ルアーエディション)と中身は同じ
- タックルセッティングとリーダーライン
- ルアー重量と、キャスティング時に気になった事
- バックラッシュした時に気をつけたい事
- 硬い物の擦れにはめちゃくちゃ弱そう
- コーティング剤はあったほうが良い
- まとめ
青パッケージ(ルアーエディション)と中身は同じ
PEX8には赤色パッケージと、青色のルアーエディションの2種類があるんですが、中身は同じで、ルアーエディションの方がシンプルな色使いにしてあるそうです
なので、今回は赤色を使ったんですが、品質的には青色と同じと思ってもらって大丈夫です
タックルセッティングとリーダーライン
スコーピオンMLGというリールに、ロッドはグラスコンポジットのMLで使いました(実際はMくらいの硬さです)
リーダーラインは、バリバスのナイロンリーダーの20lbと、グランドマックスの16lbを使いました、ノットがロッドの途中に来ると抜けが悪くなるので、2mくらいにしてノットをリールに巻き込んだ状態で使いました
ルアー重量とキャスティング時に気になった事
ルアー重量は1オンスほどを使い、ラインに慣れてきてからフルキャストとショートキャストを繰り返したのですが
ライン自体は比較的柔らかい感じがするのですが、実際使っている最中はシャキっとしている感じで、投げやすく扱いやすいなと感じました
キャスティングでの不満は一切無いです
たまにピョロっとバックラッシュする程度で、それはラインを少し出して直るので、特に気になる事は無かったです
ナイロン20lbを使っていても、ガイド抜けは問題が無く、
グラスロッドの先端がしなったタイミングでノットがガイドにあたり、2日に1回ほどガツンと止まるバックラッシュする事がありましたが、これはロッドのせいなので関係無いです
バックラッシュした時に気をつけたい事
バックラッシュした時に気づいたのですが、このラインは8本で編んであって、それぞれが他のラインのようにくっついていないというか
バックラッシュ時に、8本の繊維に分かれてしまいました、他のPEラインではなった事が無かったので、このPEのデメリットかなと思います
バックラッシュを解こうとする時に、繊維を引っ張ってしまうとぷちっと切れてしまったので、もしそれがラインの中間地点だったら、変な所が弱くなってしまうので
ゆっくり慎重に解く必要があるかなと思いました、なのでなるべくバックラッシュしないようにメカニカルブレーキは強めに設定するようにしています
硬い物の擦れにはめちゃくちゃ弱そう
他のPEラインも硬いものへの擦れは弱いと思うんですが、PEX8は特に弱いというか、繊維1本一本が切れやすいのかなと感じました
そういう意味でも、障害物等に擦れる可能性がある時は、リーダーは長めにしておく方が安心かなと思います
スピニングのスプールに細かな傷が入っていたり、砂や塩がガイドやPEラインに付着してしまうと、劣化が早まるのかもしれません
「毛羽立ちやすい」というレビューはこういう理由かなと思いました
コーティング剤はあったほうが良い
表面のハリは10釣行ほどやってもまだあるのですが、擦れへのデメリットをカバーする為に、PEラインのコーティング剤を塗る方がいいんじゃないかなと思います
先日始めて使ってみたんですが、ラインがしゃきっとして、まとまりがよくなった気がしたので、コーティング剤が染み込みやすいのか、効果は得やすいのかなと思います
最初お試しで使ってみて気に入ったら、一緒にコーティング剤を購入すれば、ラインが長持ちしてよりコスパがよくなるかなと思います
まとめ
という事でまとめますと
- シーガーのPEX8はコスパがよく扱いやすい
- キャスティングでの不満は無い
- デメリットを補う為にロングリーダーがおすすめ
- メカニカルブレーキは気持ち強めが快適
- 擦れには他のPEラインより弱いかも
- コーティング剤があると長持ち
こんな感じになります、気になった方はぜひ試してみてください