ぼくが30分かけて作った力作なのでまず見てください。
こういう水温の差ができる理由は、
わかりやすい例だと、お風呂で上は温かいんだけど、下のほうが冷たいっていう事あるじゃないですか?
小学校の科学の時間に勉強したと思うんですが、水って温度によって重さが変わるんですよね。
冷たくなると重たくなるので、お風呂の下の方が冷たくなるという訳なんです。
1mもないお風呂でも温度の層ができるので、もっと深い池とかにも層ができているとイメージできますね。
ちなみになんですが、
冷たい北風などが吹いてくると、表面の水温が冷やされて、その冷えた水がボトムまで落ちていき、温かい水が上に上がってくる、という流れがでて、
その時にボトムの酸素量が少ないよどんだ水や、ゴミなどが浮き上がるので、ターンオーバーになります。
その最中は水温がごちゃまぜ状態になって、層も無くなるので、釣れづらいといわれる理由になります。
冬の話しに戻りますが、
水温がぐんぐん冷やされていき、水温が4℃になる時がキーになってきます。
水は冷たくなるほど重くなるのですが、4℃が一番重たくなり、それより低くなると今度は軽くなってくる、という不思議な現象が起こります。
なので一番重たい4℃の水がボトムに溜り、
表層や中層の水温は、冷えたり温まったりと、変化しやすいのですが、
ボトムの4℃は一定で安定しているので、魚も居心地がよくなるという訳なんです。
この4℃を狙う時には、その池で一番深い場所に沈んでいるので、深い場所を狙う事で釣りやすくなるでしょう。
でも、4℃ではバスも冬眠状態になってまっていて、じっとしているので、リアクション系ルアーを使ったり、ワームを超ゆっくり使ったり、そんな釣りが有効になってくるようになります。
で、この話しは流れが無い前提になっていて、
例えば川などの、流れ込んでいる場所では、川の水温の方が高いなら、温かい水が表層の方を流れ出ていくので、表層か中層に元気な魚がいて、
逆に川の流れが冷たい場合は、流れてすぐボトム沈んでいくので、ボトムの方が冷たくなるので、
急に冷たい流れが出ると魚が温かい層に浮いたり、
常に流れ込んでいると、水が酸素を多く含んでいるので、ボトムに元気な魚が居たりと
その釣り場と、流れによって、水温がかわってくるので、それを考えて釣りをすると、より釣れやすくなるんじゃないかなと思います。