2ピースロッド(竿)の継ぎ目が抜けなくなった時の対策方法です。
やったらダメな事もあるので一緒にチェックしてください。
2ピースロッドの継ぎ目を簡単に抜く方法
簡単に出来る方法は3つです。
まっすぐに抜く
抜く時は必ずまっすぐ抜くようにしてください。
手を一旦洗う
1日釣りをしてたりすると気づかない「汗」や「油」が手についています。
その汗や油でロッドが抜けないように感じることがあるので、一旦水道か池の水で手を洗ってサッと拭きましょう。
完璧に乾かすよりちょっと湿気がある方が、ロッドをギュッと持てて密着するので抜きやすくなります。
ロッドベルトを使って抜く
2ピースロッド購入時についていたりする「ロッドベルト」は内側がラバーになっていると思います。
ロッドを抜く時に持つ部分に、ロッドベルトを2箇所巻いてロッドベルトの上からギュッと抜くと力が入りやすく抜けるようになります。
2人で並行に抜く
ロッドを2人で持って、ロッドが変に曲がらないように、平行に抜きます。
力が2倍となるのでこれなら一発で抜けます。
ロッドを抜く時にやったらダメなこと
ねじって抜く
ロッドの説明書には「硬い時にはねじりながら抜く」と書かれています。
これはちょっと硬い程度の時にはいいんですが、めっちゃ固くなっている時にはロッドの繊維自体をねじってしまいロッドにダメージを与える可能性があります。
まずは平行に抜いてから、ダメだった時の最終手段にねじって抜くようにしましょう。
ロッドを強く握る
ロッド本体をギュッと強く握るのはNGです。
ロッドは横から見たら◯ですよね?この◯を潰すような力には強くありません、それなのでギュッと力を入れるとロッドが潰れてしまう可能性があります。
ガイドに指をかけて引っ張る
ガイドは指をかけやすいんで、指をかけながらロッドを抜くとガイドが曲がります。
曲がったガイドは戻しづらく、自力で戻してもロッドにくっつけている部分が弱くなり、ガイドがグラグラになってしまいます。
ぼくはこれをやってしまいました、ポイズンアドレナ172MH2ピースの、先っぽの1つ目のガイドが曲がって、ガイド代550円、修理代3000円、合計3550円かかりました。
あと修理期間が2〜3週間ツライ(涙
正面から見るとこんな感じ。
横から見ると下の手前がグニョンと曲がってる。
2ピースロッド(竿)が抜けない原因・理由
水分による密着
水分があるとギュッと密着しやすくなり、抜けづらいようになります。
熱による膨張
炎天下で釣りをしていたら、熱によってロッドが膨張し抜けづらくなる時もあります。
砂や塩の結晶が噛んでいる
ロッドを繋ぐ時に砂を噛んでいた場合や、汽水や海水で使っていた時に残っていた塩水が塩の結晶となり噛んでいる場合もあります。
抜いた後はしっかりと洗って、砂や塩を流しておきましょう。