ここではPEとリーダーラインを結ぶ、FGゴーストノットの結び方を紹介していきます。
前半で図解でゆっくり解説していき、後半では動画で解説していきます。
この結び方はハーフヒッチが無く、スリムになっていてガイド抜けが良いので、ガイド内に巻き込んでのキャスティング時に使う人が多いです。
【図解】FGゴーストノットの結び方
まず最初に、最後に使う締込みのツールを作ります。
PEライン(今回はオレンジ色です)を用意します
PEラインを少し引っ張り、輪っかを作ります。
輪っかの先端側を固結び(輪っかを作って、輪っかの中に先端を通す)をやっていきます
そのまま固結びを締め込んでいき、こんな形になります
結び目の少し上を切ります。これは最後に使うので取っておきます。
ここからFGゴーストノットを結んでいきます。
PEラインを用意します
写真右上にリールを置いて、そこからPEラインを引っ張ってきて、あまり端ラインを口で咥えるなどして、テンションを掛けておきます。
そして、リーダーラインを左に置き、PEラインの上にリーダーラインを重ねて、交差している所を左手で押さえます
リーダーとPEラインが交差している所を真ん中として、上側に、リーダーラインを下から上に通していきます
そのままリーダーラインを引っ張っていきます
そのまま引っ張っていくと、親指で押さえている内側にノットが作られていきます。
次は親指を真ん中として、下側に、リーダーラインを下から上に同じように通していきます
上下に交互に編み込むように、ノットが出来ていきます。
通した後にテンションを掛ける時に、上側に通した時は少し下側に引っ張り、ノットをしっかりとしっかりと締め込ませていきます。(これをやっていないと緩く抜けやすくなります)
交互に16〜20回ほど巻きつけていきます。(回数が増える方が抜けづらくなるので、大物を狙うなら20回、そうじゃない場合は16回にします)
回数は上、下、上、下、で4回という感じで数えます。
今回は16回巻きつけました。
最初に作ったパーツを、ノットに添えます。
結び目がリーダーライン本線の方になるようにします
次はPEラインのあまり端を、最初に作った輪っかと、リーダーとPEラインを巻き込む形で、上側に巻いていきます
PEライン同士が重ならないように、6回巻きつけていきます。(仮止めが出来ていなくて解けやすいのでしっかり持っておいてください)
PEラインあまり端を、パーツの輪っかの中に通します
あまり端ラインを通し終わると、このような形になります
パーツの結び目側を引っ張っていきます。
あまり端ラインが、巻きつけた中を通って、反対側に出てくるようになります。
最後まで引っ張っていきます、折返し時に少し力が必要になります。
抜ききるとこのように、FGノットとハーフヒッチ(のような場所)の間から、あまり端ラインが出てくるようになります
PEライン同士(本線とあまり端)を引っ張り、FGノットを締め込んでいきます。
ツバや水を付けてから引っ張ると締め込みやすくなります。
次はリーダーラインと、PEラインを持ち引っ張っていきます。
ここでPEラインの色が濃くなるとうまく締め込めています、色が変わらなかったり、引っ張って緩む場合は、締込み不足なのでPEライン同士を再度引っ張り締め込んでください。
あとはあまり端ラインをギリギリでカットします。(ガイド抜け良いノットになるので、なるべく短くします)
わかりやすいように毛羽立たせて切っていますが、これでFGゴーストノットの完成です。
【動画】FGゴーストノットの結び方
動画の中ではゆっくり解説しながらFGゴーストノットを結んでいきます。
流れで見る事で理解しやすくなります。