今回は釣り初心者さんに向けた、ベイトリールを買ってすぐやるべき3つの設定方法を紹介していきます。
基礎的な使い方になりますが、ちゃんと設定する事でバックラッシュしずらくなり、飛距離が出て、大物が釣れても安心して釣り上げる事ができるようになります。
メカニカルブレーキの調整
まずメカニカルブレーキの調整です、ここではバックラッシュをしずらくする為に必要な場所です。
メカニカルブレーキの役割はリールのスプールは、左右に棒がついてて、左側はカバーで固定ですが、その反対側をメカニカルブレーキで固定します。
メカニカルブレーキがゆるい状態だと、スプールを指で持って横に動かすとカタカタと音がなり、まだしっかり固定はされていません
ここから締め込んでいくと、スプールが動かなくなります
メカニカルブレーキはスプールの横の棒を固定の強さを調整する所になります
基本的にはメーカーの出荷時に調整してありますが、たまにズレてる時があるので自分で調整するようにしましょう。
一番ベストなメカニカルブレーキの調整方法は
まず緩めて、スプールがカタカタしない位にします
ここから少しずつ締め込んでいって、スプールがカタカタしないかチェックして
締め込んでチェックを繰り返していき
カタカタしなくなった所から、ほんの少し緩め、若干カタカタなるかなという所がベストなメカニカルブレーキの位置です
これがスプールの棒を抑え込み過ぎてない、ギリギリ触れているくらいなので、
リールの性能を100%引き出しやすく、飛距離も出る調整になります
バックラッシュを抑えるメカニカルブレーキの調整
初めてベイトリールを使う初心者さんは
バックラッシュという糸が絡んでしまう、面倒くさい現象が起こりやすいので、それを防ぐ為に
今のカタカタなるくらいの所から少しだけ締め込みます
カタカタならない位まで締め込みます、この位置はスプールの棒を押さえている状態になり、バックラッシュしずらくなります
この位置でバックラッシュしなくなってきたら、ベストな位置まで緩める、というのをおすすめします。
メカニカルブレーキは手にあたったりして、ズレたりする事があるので、定期的にスプールを横に動かしてチェックするようにしてください
ベイトリールのドラグの調整方法
ドラグの役割は、大きい魚が掛かった時に糸を出してくれるものです
これを設定する理由は、釣り糸が3kgで切れるものを使っているのに、魚の引きが3kg以上になると糸がプチっと切れてしまいます
それを防ぐ為に、例えば2kgで引っ張られたら出ていくように調整して、糸が切れないようにするものになります
ドラグというのはハンドルの内側に付いている、星型のような部分で、スタードラグとも呼ばれています
ドラグの調整方法は、ここを回す事で強めたり緩めたりしていきます
ドラグの強さは、釣り糸の強さの3分の1にするのが基本となります
ベイトリールでよく使われるラインの太さが16ポンド(4号)となります
これが約7.2kgの強さがあるので、この3分の1の2.4kgにドラグを調整していきます
調整のやり方は、どの家庭にもあるペットボトルを使います。
500mlのペットボトルは約500gになるので
今回の16ポンド、2.4kgで調整したいので
ペットボトルを5本で約2.5kgになります、ペットボトルをビニール袋に入れて、
リールから出した糸に結んで
ドラグをゆるい状態から持ち上げて、糸が出てしまったら締めて
また持ち上げて、と繰り返していき
持ち上がるくらいに調整すれば、それがドラグを2.5kgに調整できているという事になります
ブレーキ調整(DC、遠心力、マグネット)
次にブレーキ調整です
リールには「DCブレーキ」「遠心力ブレーキ」「マグネットブレーキ」などがあり、それぞれで調整方法が異なるので、ブレーキの調整方法は別の動画で紹介していきます。
コメント欄に乗せておくので、気になる人はチェックしてみてください。