ここではTNノット(トリプルニットノット)の結び方を紹介していきます。
この結び方は結束強度が100%になる結び方で、特に太いラインや、ビッグベイトやジャイアントなどの重たいルアーを結ぶのに最適な結び方です。
TNノットだけでは解けてしまうので、ハーフヒッチが必要になります。
前半で図解でゆっくり解説していき、後半では動画で解説していきます。
【図解】TNノットの結び方
まずアイにラインを通します
そしてもう一度アイに通します
輪っかが出来るので、あまり端ラインを引っ張り小さくして、親指で固定しておきます
そしてもう一度アイにラインを通していきます
あまり端ラインを引っ張り、輪っかの大きさを調整して、2つの輪っかを同じサイズにして、親指で固定します
この時2つの輪っかの順番がキレイに並ぶようにしておいてください、ここで重なってしまっていると結束強度100%にならなくなります
あまり端ラインを、メインラインの上に通します
2つの輪っかに下から上にラインを通していきます
ここから締め込んでいくので、ノット全体をツバか水かで濡らして滑りを良くしておいてください
輪っかを押さえつつ、メインラインとあまり端ラインの2つを一緒にゆっくりと引っ張って締め込んでいきます
この時にも輪っかが重ならないようにしてください
輪っかが重ならなっていないのを確認して、最後の締め込みを行います
写真のようにラインが3本キレイに並んでいると、TNノットの完成です。
ここがキレイに並んでいないなら結び直ししてください
ハーフヒッチとエンドノットを結ぶ
この状態では解けてしまうので、ハーフヒッチとエンドノットをやっていきます。
メインラインの上にあまり端ラインを乗せます
あまり端ラインをできた輪っかの中に、奥から手前に通してきます
締め込んでいきます。リーダーラインと反対側にあまり端ラインを引っ張ります
1回目は緩みやすいのでしっかりと締めておきます
次はメインラインの下からあまり端を通して、出来た輪っかの中に戻します
上下上下に繰り返して、6回ほどハーフヒッチを繰り返します
最後はエンドノットを行うので、ハーフヒッチと同じ要領で輪っかを作り、あまり端ラインを2回通します
そしてしっかりと締め込んで形を整えて
あまり端ラインを短く切ります(解ける場合は先端を炙ってコブを作ってください)
これでTNノットとハーフヒッチ(エンドノット)の完成です。
【動画】TNノットの結び方
動画の中ではゆっくり解説しながらTNノットを結んでいきます。
流れで見る事で理解しやすくなります。