今回はガード付きマス針の自作のやり方と、必要な道具を紹介していきます。
YouTubeにも上げているので、動画で観たい方はこちらからどうぞ。
ガード付きマス針自作に必要な道具
まず好きなフックです。今回はリューギのタリズマンを使いました。フッキング力が高くて好きなマス針です。
マス針を固定する「フライタイイングバイス」という器具です。
バレーヒルのバイスが値段が安く、普通に使えるのでおすすめです。
ブラシガードは、ケイテックのものがネットでも、釣具屋でも購入しやすいかなと思います。値段も安いです。
ブラシガードを固定する時に使うスレッドは、富士工業のイージースレッドが、フッ素加工されたフックでも滑りづらく、しっかりガードを固定できて、作業しやすいので、初めて自作される人におすすめです。
普通のスレッドとほぼ同じ価格なので、よっぽどな理由がなければイージースレッドの方が良さそうです。
フックに合わせて黒色を使っても良いですし、赤色を使ってワンポイント入れるのも有りです。
スレッドのボビンをそのまま、手で持ちながら作業しても良いのですが、色々大変なのでボビンホルダーがあると、常にテンションを掛けつつ巻きつけできるので、かなりやりやすくなります。
瞬間接着剤は、スレッドを固定する時に使います。
スレッドの保護の為にクリアなマニキュアを使います。
ガード付きマス針の自作方法
自作方法を紹介していきます。
バイスにマス針を固定します、針先が下側になるようにして、針先が出ないようにセットしてください。
イージースレッドの先端で固結びを作ります
マス針のアイ側にセットして、固結びを締めます
イージースレッドを巻きつけていきます。ブラシガードが滑らないように下地をつくります。
あまり端スレッドも何度か巻き込んでおきます
アイから5mほどを往復でスレッドを巻きつけました
あまり端スレッドを短く切ります
ブラシガードの束から、並んでる2本を持ち、引っ張ると2本がくっついた状態で外れます。
(ガード力を上げたい場合は本数を増やしてください)
ブラシガードを針先側にセットします
指で固定しつつ3〜4回巻きつけて、その時にガードが真っ直ぐになっているか確認をします
真っ直ぐなのを確認したら、スレッドをしっかりテンションを掛けつつ巻きつけていき、ガードを固定します。今回は3〜4回ほど巻きつけました。
巻きつけ数は、必要なガード力、フックの太さ、ブラシガードの本数で変わってくるので、ズレる場合は巻きつけ回数を増やしてください。
スレッドの固結びで止めて、短く切ります。
瞬間接着剤をスレッド全体的に塗っていきます
乾いたらマニキュアを塗ります、このマニキュアはスレッドが障害物などに当たって、解けるのを防ぐ為に使います。
クリアでも良いですし、赤色を使っても良いですね。
マニキュアが乾いた後
ブラシガードを根本の方から、針先の方へ曲げていき、手を離しても好みの場所に来るように調整します。
立てた方がガード力が高く、寝かせるとガード力が弱くなるので、釣り場に合わせて調整してください。
ブラシガードを曲げて、針先より少し長めの位置でカットします。
これで自作のガード付きマス針の完成です
ガード付きマス針の自作方法をYouTubeで見る
動画で見てもらった方がよりわかりやすくなります。