フックが錆びてしまうと、もろくなってしまいフッキングが決まらなかったり、フッキングしても折れてバレやすくなってしまいます。
サビはじめたらフックを交換するのが一番良いんですが、フックってお金がかかるんでちょっとでも長持ちさせたいですよね。
フックのサビを止めて長持ちさせる為の方法の解説です。
錆びたフックにHoltsのサビチェンジャー
Holtsのサビチェンジャーは、車のサビ止めとして作られた商品です。
用途は違いますが、よく雨に濡れる車でも耐えれるように作られているので、釣りでもしっかりとサビを止めて持続してくれます。
それなので安心してルアーのフックに使ってもらって大丈夫です。
サビチェンジャーの仕組みは、赤錆を化学変化で黒錆に変化させ、サビの進行を止める。そして皮膜でカバーする商品です。
Holtsのサビチェンジャーの使い方
一緒に入っている容器にサビチェンジャーを入れます。
ルアー20個なら10滴ポタポタと垂らせば足ります。写真は入れ過ぎています。
あとは一緒に入っているハケでサビに塗っていきます。
たっぷりとしっかりと赤錆をカバーするように塗るのがコツです。
塗ったら1時間で表面が固まり、8時間で完全に定着するそうです。
一気にルアー達に塗りました。
サビチェンジャーの仕上がり
10分で赤錆が黒くなります。
塗りが甘くちゃんと濡れてなかったら、赤錆のままなので再度塗って、しっかりと赤錆を黒に変化させていきましょう。
そうしないと残っている赤錆が繁殖してしまいます。
使えないレベルで錆びていたジグヘッドにサビチェンジャーを使ってみました。
こんな感じで全体的に赤錆が黒く変化しました。
フックの内部まで錆が侵食し、強度が落ちてる場合もありそうなので、使用するのは自己責任でお願いします。(デカバス逃したくない!)
重ね塗りが効果的
もししっかりと予防したいなら、30分経ってから2度塗りがおすすめです。
ネチャネチャする
ボンドみたいな感じで時間が経つと、ねちゃねちゃしてきます。
手についても洗ったら落ちるんですが、気になる人はゴム手袋等あったほうがいいかもです。
釣りに使っても問題ない
サビチェンジャーを塗った後に釣りをしても全然問題ありませんでした。
赤錆が激しい場合には、フック自体が弱くもろくなっている可能性があるので、そういう時には素直にフック交換をするのがおすすめです。
フック交換をされるなら、フッキング率が高い「リューギのピアストレブルフック」がおすすめです。
ショートバイトをしっかりとフックアップしてくれる商品です。
錆びづらさを求めるなら「がまかつとトリプフルック トレブル」がおすすめです、防錆性能が海で使っている人も安心できるレベルです。
まとめ
錆を見つけたら早めに使って、フックの中まで赤錆が新色しないようにして使いたいですね。
これでちょっとでもフック代を節約出来て、新しいルアーを購入できるんでいいですね。