リールに下巻きをする時に気になる疑問についてお答えします。
PEラインは下巻きするのがおすすめ
PEラインは滑りやすく、直接リールスプールに結んでしまうと、ラインを巻く時などには気づけ無いけど、
釣り場でキャストした時や、魚がかかった時に、スプール上でPEラインが滑って、一切巻取りができなくなるという状態になり、ラインをすべて出して巻き直す必要ができてしまい、かなり面倒です。
その滑るのを防ぐ為に、スプールに2〜3mほどナイロン(フロロでも可)ラインを下巻きして、それにPEラインを結束して巻いていく事で
ナイロンラインの摩擦によって、グリップ力が上がり滑らなくなるので、下巻きをするのがおすすめです。
一応、PEラインをスプールに直結して滑らなくなる結び方もありますが、結んだ後にしっかり滑らないか確認をしてから、釣りにいくようにしてください。
下巻きラインとメインラインを結ぶ方法
下巻きラインとメインライン(PEライン)の結束方法は、結び目が出るか?出ないか?で変わってきます。
結び目が出てしまうような、走る魚を相手にする釣りをするなら、FGノットなどしっかりと結んでおきましょう。
このFGノットノットなら簡単で、結び目が小さくなるのでおすすめです。
結び目が出る心配が無い釣りでは、電車結びなどでOKです。
下巻きに使うラインはできればナイロン
下巻きに使うラインは、できればナイロンラインをおすすめします。
フロロは固く馴染みずらいので、ナイロンの方がスプールに馴染み、グリップ力が上がるからです。
下巻きでをかさ増しをする時のラインの太さ
本来は16lbが100m巻けるリールですが、100mも使わないので80m巻きたいという、場合があると思います。
そういう場合には、下巻きラインを20m巻いて、その上にメインラインを80m巻いていく事になります。
その時の下巻きラインは、できればメインラインと同じ16lbでナイロンラインがベストになります。
前に買ったけど使ってないというようなラインでもOKです。
が、ラインがなければ、同じような太さのラインで巻いてもらうと良いかなと思います。あまり太すぎるとスプールがでこぼこになり、細すぎると巻量が増えて大変になります。
ラインのベストな巻き量
ラインのベストな巻き量は、リールに記載されている糸巻き量の約9割が、トラブルが起こりづらく使いやすい巻量とされています。
詳しくは別の記事で解説しています。