どうも!エナジー福田です!
今日は、シマノでコスパ最強のスピニングリールを購入しようと考えていて
今まで「コスパ最強はナスキー」だと思っていたのですが
21ナスキーの価格が上がっているようで
その結果、一つ上位のモデルである22ミラベルや、さらに上の21アルテグラとのネット上の価格差がほとんどなくなってしまっています
なので今回は実際に自分が購入する予定で、この3機種を比較していきたいと思います
具体的には、リールの特徴それぞれにどのような効果があるのか?それは必要なのか?詳しく説明していきたいと思います
価格の比較
まずは価格を比較します。安く購入できるネット価格を見ていきましょう
まず、21ナスキーは8500円前後で
22ミラベルは10000円前後となり、価格差は約1500円になります
21アルテグラは14000円前後となり、ナスキーとの価格差は5500円となります
21ナスキーを買うのか?1500円プラスして22ミラベルにするのか、21アルテグラにするのか?
その価格差を出すだけの価値があるのか?というのが気になるポイントになりそうです
どういう釣りに向いているのか?
次に、3機種がどのような釣りに適しているのかについて紹介します
21ナスキーは、コスパを重視しつつ、十分な性能を求める人や
どっちかというと巻き続ける釣りに向いています
ルアー釣りで、リールの重さをあまり気にしない人、エサ釣りや足元に落とす釣りをする人にも向いているでしょう
一方、22ミラベルは、より軽量なリールを求める人や、止める事が多い釣り、例えばバス釣りやエギングなどがメインの人には最適です
21アルテグラは、巻き続ける釣りをする人で、管理釣り場やショアジギング、シーバスなどに向いていて
ナスキーよりも軽量化され、海水などがかかる厳しい釣り条件に耐えられるようになっています
その理由についてお話していきます
動画の最後では、ぼくが実際に購入することを決めたリールとその理由をお話しします
自重(リールの重さ)
次は、リールの自重、つまりリール自体の重さの比較について話します
大体200g以上は「重ため」、以下は「軽め」という区分けがされますが
重さを判断する際は、ロッドの重さとセットで考えるのが良いでしょう
ここでは全て「C2000SHG」の自重を比較します
21ナスキーは210g
22ミラベルは、ボディとローターにCi4+という軽量化素材が採用されていて180g
21アルテグラは、ボディにCi4+が採用されていて185gです
ローターにはCi4+は使用されていませんが、その理由については後ほど説明します
一番軽いのはミラベルですが、アルテグラも5gの差ですが軽量リールに入ります
ナスキーとミラベルの差は30gで、一見すると僅かな差のように思えますが、実はこの差は意外と大きいです
ちなみに、22ステラは170g、ヴァンキッシュは145gと、とても軽いです。このことからリールは軽い方がメリットが大きいと言えるでしょう
実際に重さの違うリールを使い比べてみた事があるんですが、軽い方がシェイクアクションを楽にできて、1日やり続けても疲れにくいです
さらに、ギュッと握らずに軽く持つことになるので、小さなアタリも感じやすくなります
なので、繊細な釣りや軽いルアーを使用する場合、ミラベルやアルテグラが適しているといえるでしょう
巻き重りについて
次に巻き重りについて説明します
これはハンドルを回し始めたときに「重く感じる」感覚で、重いとダメに思われがちですが
「巻き続ける釣り」にはこの重さが慣性の法則により、安定して巻き続けやすくなります
逆に、巻き重りが「軽い」リールは、ハンドルを止める事が多い釣りでは「回し始める」回数が増えるため、軽い方が快適に釣りを行えます
そのため、巻き重りは釣りスタイルによって、どちらが良いかが変わると言えます
HGの場合、その差が体感しやすいですが、ノーマルギアの場合、その差が小さくなります
3機種を比較すると
21ナスキーは巻き重りがあります
22ミラベルは、マグナムライトローラーという巻き重りを軽減する機能と、ローターの軽量化により、巻き重りが軽いです
このマグナムライトローラーは、ヴァンキッシュに採用されているもので、巻きが軽くなり、止める動作が多い釣りをする時にはベストとなります
21アルテグラは、巻き重りがありますが、ハンドルを回し始めると慣性によって安定し、巻き続けやすくなる設計です
ステラのような巻き続ける釣り向きという感じです
ここでわかるのは、止める動作が多い釣りには22ミラベル、巻き続ける釣りには21アルテグラが適しています
21ナスキーは、どちらかというと止める動作は苦手かなという感じです
ラインローラー、形と回転性能
次に、ラインローラーの形状と回転性能についてです
まず、形状については、21アルテグラがワンピースベールを採用しており、キャスト後もスムーズにラインを巻き取り始める事が可能です
このベールの形状は上位機種でも採用されていて、優れているという事でしょう
一方、21ナスキーと22ミラベルは、この形状のベールは採用されていません、そのため、ラインが絡みやすいと考える方もいるかもしれません
しかし、現在ぼくが使用している17ナスキーも同じタイプのベールを採用していますが、特にラインの絡みやトラブルは起きていません
なので、21アルテグラの方がいいけど、そうじゃなくてもいい、という感じです
次にラインローラーの回転性能についてですが、重いルアーを巻く釣りであれば、回転性能の問題はあまり無いのですが
5g以下の軽いルアーや、シェイクしながら巻き取るといったラインテンションが掛かりずらい釣りをしていると、ラインローラーがうまく回転せず、ラインがヨレる可能性があります
ヨレるとキャスト時、ロッドにラインが絡んだり等の、ライントラブルが増えたり、ラインの強度が落ちたりと、様々な問題が生じます
今回の3機種はすべてベアリングが入ってなくて、代わりにプラスチックのブッシュが使われています
これにより、錆びないのはいいのですが、回転性能が高いとはいいずらいです
使っていく中で、ラインのヨレが気になる場合には、1000円程度で自分でラインローラーにベアリングを追加することも可能です
そのため、後から追加するという選択肢も考慮に入れていいでしょう
ドラグについて
次にドラグについてです、ドラグを多様する釣りではここも大切なポイントです
ドラグワッシャーには「フェルト」と「カーボン」の2種類があります
フェルトは滑り始めがスムーズで、ドラグを頻繁に使用する釣りに最適です
一方、カーボンは滑りにくく、魚に耐えるタイプの釣りに向いています
今回比較している3機種は全て2000番台の小型リールという事もあり、フェルトワッシャーが採用されています
なので、ドラグを使った釣りには最適という事になり、ドラグ性能自体はそこまで大差ないといえるでしょう
機種によっては3000番台を超えるリールの中には、カーボンワッシャーを採用しているものもあるので
釣りスタイルによっては、ドラグに何が使われているかをチェックすることも重要になります
例えば、ショアジギングや障害物際で釣りをする方にとっては、カーボンワッシャーの方が適していると言われています
巻き上げ量
次に巻き上げ量についてです
今回の3機種は全てHG(ハイギア)で、ハンドルの長さは90mmとなっています
21ナスキーと22ミラベルの場合、ハンドル1回転で79cmの糸を巻き上げることができます
一方、21アルテグラは82cmを巻き上げることができ、約3cmの差がありますが、これは誤差程度かなと思われます
比較対象といえる差では無いでしょう
チューニングポイント
製品の購入後にはチューニング(改造)ができるポイントもあり、より快適に使うことが可能になります
ハンドルノブの内部にベアリングを追加することで、巻き上げ時の滑らかさが向上します
これにより、ハンドルに集中する事で、細かい水流の変化を感じ取ることができるかもしれません
ラインローラーのベアリング化は、ラインがヨレずに巻き取れるため、ライントラブルが減少し、快適に釣りができます
さらに、ラインの寿命も延びる可能性があります
リールスタンドは、タックルを地面などに置く際に、リール本体を傷から保護します
そのため、製品を綺麗に保ちたい方には特におすすめです
ゴメクサスのリールスタンドが、安くて使い勝手通いのでおすすめです
また、本体内部もベアリング化することが可能ですが、これは少々手間がかかるため、手先の器用な方のみに推奨します
チューニング方法については、動画概要欄に詳細な解説動画のリンクを掲載していますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
まとめ(実際に買うリール)
実際に購入予定のリール紹介の前に、それぞれの特徴をおさらいしてみましょう
21ナスキーは、とにかく安く、でもちゃんと使えるリールが欲しい人や、どっちかというと巻き続ける釣りに向いてて
ルアー釣りでも、リールの重さはあまり気にならない人や、餌釣りや足元に落とす釣りをする人に向いていて
22ミラベルは、少しでも軽量化したい人で、シェイクや止める事が多い釣りをする人、バス釣り、エギングなどがメインの人に向いています
21アルテグラは、巻き続ける釣りをする人で、管理釣り場や、ショアジギング、シーバスなどに向いて、ナスキーよりも軽量化されてて、海水などがかかるハードな釣りをするのに向いています
以上を踏まえ、私がバス釣り用に選ぶリールは22ミラベルに決定しました
21ナスキーに比べて1500円高いものの、その差額で軽量化と巻き上げの軽さが得られると考えると、非常にコストパフォーマンスが良いと思います
さらに、私はラインローラーとハンドルノブのベアリング化、そしてIOSオイルでのチューニングを追加で行う予定です
リールが届き次第、レビューとチューニングを行う予定ですので、興味のある方は是非チェックしてみてくださいね