ここでは主にブラックバス釣りにPEラインのおすすめランキングと、リーダーライン、そしてPEラインのQ&A、メリット・デメリットを書いています。
バス釣りにおすすめのPEラインランキング
バス釣りにおすすめのPEラインで、評判が良い製品をランキングにしましたので、初心者の方方上級者の方まで安心して使えるPEラインランキングとなります。
YGKよつあみG-Soul X8
よつあみのG-SoulがスピニングのPEラインとして人気です。
他のPEラインとの違いは、強度がかなり高く(強い)て、Amazonでの口コミ評判が一番良いのがこのG-Soulとなります。
多くの方が色々と試したけど結局G-Soulに戻ってきた、という人が多いくらいの安心感というか安定感が高いのがこのPEラインの特徴ですね。
実際に使ってみると、柔らかくしなやかなのでロッドアクションがさせやすく、蛍光グリーンっぽい色が付いているんですが、そのおかげでアタリがラインでわかりやすくておすすめです。目立つかな?と思っていたんですが意外と馴染む系の色なんだなと思います。
少しだけ値段が高い方のPEラインなんですが、劣化しずらく長持ちで半年〜1年程と使えていくので、結果としてコスパが良くなってくるという感じです。
釣具屋さんで購入すると3000円位なんですが、Amazonだと2000円前後となぞの価格差があるので、Amazonで何個か予備で買っておく方がお得で良いなと思っています。
シーガーPE X8
シーガーPEX8はスピニングで使用される方が多いんですが、ベイトリールでも使用される方もいててどちらでも使えるという感じです。
よつあみに並ぶ扱いやすさで、若干太めかなという感じです、使ってみるとコシがあるという感じで好みが分かれる所ですね。コシがあるという事は細いPEラインのデメリットであるライン絡みなどのトラブルが少なくなるので、ライントラブルで困っている方にはこれがおすすめです。
ラインカラーは比較的落ち着いたカラフルになっていて、ライン自体は見えづらいんですがピッチマーキングされているのでどのアタリにあるのかわかりやすいです。
200mなのがバス釣りではちょっと使いづらいので、スピニングなら下巻きして100mずつ使ったりする方がコスパ的には良さそうです。
おすすめのリーダーライン
PEラインは擦れに弱いので、リーダーラインを使って擦れによるラインブレイクを防ぐ必要があります。このリーダーラインにはフロロラインの使用が一般的で、おすすめのリーダーラインを紹介します。
シーガーグランドマックス
リーダーラインの中で一番人気のシーガーグランドマックスです。
リーダーラインって一番肝心な所なので、高品質の専用リーダーラインの方が擦れに強く、万が一擦れたりしても切れずに耐えてくれるので安心感が違います。
値段はまあまあするんですが、リーダーで使うのは50〜100cmほどで60m巻きなのでかなり長いこと使えるのでコスパは良い方だと思います。
バスプロさんでも愛用されている人がいるくらいの信頼度です。
R18フロロリミテッド
バス釣りのメインラインとして使われるR18フロロリミテッドもリーダーラインとして使えます。
強さがありつつしなやかさを持ち、10lb表記なのに最大強度は12lbと表記より強めになっているので、細いのに強いという事になるので、少しでもリーダーラインを細くしたいという時にはおすすめのリーダーです。
100m巻きなのでかなり長持ちでコスパが良いのが特徴で、リーダーが擦れたらすぐに切手結び変えていくというの使い方がいいでしょう。
リーダーラインの太さはPEの4倍
リーダーラインの太さはPEラインの号数の4倍が目安となります。
1号のPEラインを使っているならリーダーラインは4号。0.8号のPEラインなら3号、という感じです。
あくまでそれが目安で、その数値より細くする事でリーダー側で切れる、太くする事でPEライン側で切れるという感じになり、リーダー側で切れる方が結び変えが簡単かなと思います。(環境的にもおすすめ)
リーダーラインの長さ
リーダーラインは基本的にキャスト時のたらし(ロッド先からルアーの位置まで)の長さの40〜50cmくらいが良いとされています。
PEラインとのノット部分がガイドの中に入らないようにされています、ガイドの中にノットがくるとキャスト時にノットがガイドに当たり飛距離が落ちたり、ガイドに絡みやすくなってしまうからです。
50cmほどのリーダーがベストなんですが、結び変えをしていると短くなってきてしまうのが気になる人は、細めのリーダーラインを使う事でガイド内にノットが入ってもそこまで飛距離低下やトラブルが気にならなくなりました。
リーダーラインは10lbで気にならなくなりました、バスロッドはガイドが小さいものも多いのでこの辺の細さがリーダーを長くとるならおすすめです。
1分でできるFGノット(堀田式)
PEラインとリーダーラインを結ぶ時のFGノットというものがあるんですが、正直結ぶのがめんどくさいと前までは思っていました。
最近堀田式FGノットという方法を知ってからは面倒くささが無くなり、1分で結べてちゃんと結束強度が高く、初心者の方でも釣り場でも簡単に結び変えできるのでおすすめです。
結び方は動画で観てもらう方がわかりやすいです。
PEラインのQ&A
PEラインを使う時に気になって調べた事をまとめておきます。
4本編みと8本編みの違いは?
PEラインには4本編みと8本編みがあり、4本編みの方が安く販売されているのでコスパ的には4本編みを選びがちなんですが8本編みの方がおすすめです。
8本編みの方がしなやかで投げやすく、表面の凸凹が少なく滑りが良いので飛距離が伸びますし、強度が高く長持ちなのでトータルコスパ的にも良くなってきます。
4本編みは擦れに強いと言われますが、そもそもPEライン自体が擦れに弱いですし、リーダーラインを長めに取ればPE自体が擦れる事を減らせるので、4本編みを選ぶ必要は無いかなと思います。
PEラインを長持ちさせるコスパUPの方法
PEラインは長く使っていると表面が毛羽立つようになってきてしまい、そうなるとそろそろ交換タイミングかなという感じです。
毛羽立つ理由は摩擦による劣化で、その毛羽立つのを事前に防ぎ長持ちさせる為の製品としてPEにシュッ!というものがあります。
リールに巻いた状態でラインが乾いている時にシュッと全体的に塗って乾かすだけでOKです。それだけで表面にコーティングされて飛距離UP(つるつるで摩擦が減る)してコーティング自体の持続時間も長いのでおすすめです。
ノットは焼いてコブ作らなくていい理由
PEとリーダーラインを結んで最後にリーダーラインを焼いてコブを作ってすっぽぬけ防止する、という話しがありますが焼かなくて大丈夫です。
すっぽぬける理由はノットがちゃんと締め込み出来てないという事なので、ノットを組んだ時に引っ張って確認しておけば抜ける事はありません。もし緩かった場合にはPEライン同士を強く引っ張ってあげる事で締まっていきます。
バス釣りならこれで十分耐えられますし、焼いてコブを作ろうとした時にメインのPEラインが溶けたり(気づいていなくても)する可能性があり、それが原因でのライブレイクもあるのでわざわざしなくて大丈夫です。
作りたいなら専用カッターがおすすめ。
PEラインをスプールに直接巻く時の注意
PEラインを直接スプールに巻くと滑りが良いので、スプールの上でくるくる回ってラインを巻けなかったり、巻いたとしても巻いた束がスプール上で回ってしまいます。
それを防ぐ方法はこんな感じです。
- スプールに結んだ後テープで固定する
- フロロ・ナイロンで下巻きをする
- ズレない結び方をする
簡単なのはテープ固定なんですが、PEラインは多く巻けるので下巻きをして使う方が、使い勝手とコスパ的には良いかなと思います。
ズレない結び方もあるみたいなんですが、失敗してたらラインを全部出して結び直しする事になるので、あまりおすすめできないなという事になりました。(めっちゃ面倒です)
激安のPEラインは使えるの?
200m1000円くらいの激安PEラインが販売されていますが、これはバス釣りには使えないです。
激安ってのには理由もあって、PEの編込みの製造コストを下げる為に少し太くなっててゴアゴアしてる感じでキャストがしずらく、あと新品なのにコブができてたりするそうなのでトラブルが増える感じです。
海の船釣りとかで落とすだけで強度があれば良いって釣りならいいかもしれませんが、バス釣りには向きません。
PEラインのメリット・デメリット
PEラインのメリット
伸びが無く感度が高い
PEラインは伸びが無いので、ルアーのアクションやボトムへ当たった感覚やアタリがダイレクトに手元へと伝わってきます。
今まで気づかなかった地形の変化や、遠投した時のアタリがよくわかるようになって釣果UPへと繋がり、釣り自体も楽しくなってきます。
ラインが細くて強度がある
PEラインはナイロンラインと比較すると、同じラインの太さで約5倍の強度があります。
0.8号で比較するとPEラインは16ポンド、ナイロンは3ポンドとなります。PEラインは直径という数値は無いんですが、ざっくりそういうものだという感じです。
飛距離UPができる
ラインが細いという事と、PEラインは表面にコーティングされているおかげで滑りが良くて、キャスト時にガイドへの抵抗が減り、キャスト時の空気抵抗が減るので飛距離がUPします。
PE0.8号を使っていて、フロロ4lbに交換した時があって同じリグを投げると飛距離が3分の2くらいに落ちてしまい目的の場所に届ける事ができず、PEラインに戻したという事もあります。
長く使える半年〜1年
使用方法にもよるんですが、1度巻いたら半年〜1年ほどは余裕で使えます。
トータル的に考えるとコスパがよくなる場合が多いです。
PEラインのデメリット
擦れに弱い
PEラインの一番のデメリットは擦れに弱いという事です。
4本か8本を編み込んで1つのラインになっているので、1本1本が細い繊維なので、擦れる事で繊維がプツプツと切れやすいです。
4本編みの方が1本の繊維が太いので切れづらい(擦れに強い)という意見もありますが、そもそもPEライン自体が擦れに弱いので過信は禁物です。
バスの歯やボトム障害物などへの擦れを防ぐ為に、リーダーラインが必要になっていて擦れやすそうな場所では長めにリーダーをとるようにしましょう。
硬いものに頻繁に擦れるようなフィールドで使う事はおすすめしません。
強風時に流されて釣りがしづらい
風が弱い時には全然気にならないんですが、風速で3〜4mを超える横からの風が吹いているとPEラインが流されてしまって釣りがしずらくなります。
PEラインの表面が編込みの凸凹があるので、その影響で風の抵抗を受けやすくなっているので、低い弾道でキャストしてあげるか、キャスト後にロッドの先を落としてPEラインを水面に浸けるようにすると流される量が減ります。
そんな風の時にはそもそもスピニングでの釣りがしずらいので、ベイトリールを使っての釣りになるかなと思います。
Sicガイドじゃないと削れる
Sicガイドが使用されていないロッドの場合ガイドが削れてしまう事があります。
これはPEラインの編込みの中に水中の小さな砂などが入り、それを巻き取る事でガイドが削れていきます。
これは海の砂浜のような釣り場で多くみられる現象のようで、バス釣りではそこまで関係する場所は無いと思うんですが、一応そういう事もあるよという事で書いておきます。
こういう削れがあるのでロッドにも「PEライン対応」と記載されるようになったそうです、Sicガイド以外にも削れないガイドはこのように対応表記があります。
値段が高い
PEラインはフロロやナイロンラインと比べると販売価格が数倍になっています。
それだけを見ると値段が高い!と思えてしまうんですが、ナイロンは2〜3釣行で、フロロは3〜5釣行で劣化してくるので巻きかえになるんですが、PEラインはもっと長く使えて半年は軽く持つので、そうなるとPEラインが一番コスパ的には良いという事になります。
これも品質が良いPEラインを使う必要があり、安いPEラインだと違ってきます。
まとめ
バス釣りでPEラインを使うとかなり幅が広がり、色々な釣り方もできるようになったのでかなりおすすめです。