木村健太さんのバークレイ・パワーグライダーの使い方とインプレ

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今回はバークレイのパワーグライダーの木村健太(キムケン)さんのコンセプトから使い方、
そしてぼくが使ってみてのインプレレビューをしていきたいと思います。

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パワーグライダーのコンセプト


バークレイのパワーグライダーはバックスライド系ワームです。
バックスライドというのは、後ろにスライドするようにフォールしていくので、カバーの奥の奥まで狙えるというタイプです。
木村健太(キムケン)さんが開発されたパワーグライダーなんですが、ガシガシカバーを攻める木村健太さんが、誰も攻めないようなガシガシのカバーの奥を攻める為に作られました。
みんなが攻めれる攻めやすいカバーは中々釣れないんですが、みんなが投げたくないようなカバーの奥に入れるからこそ、バスが警戒心無く口を使ってくれやすくなります。
そんなヘビーカバーを攻略する為に、キムケンさんが意識されたのはこれらのポイントです。

重量があり飛ぶ(重さは約18g)

ワーム自体に重量がしっかりとありますし、お尻の方にソルトがぎゅっと詰まっているので、太めのラインでもフルキャストが可能です。
野池などの対岸など重めのバイブレーションとかしか届かないような、カバーもパワーグライダーなら届くので、スレてないデカバスを捕獲できる確率がぐんと上がっていきます。
ソルトが入っていると聞いたら「すぐボロボロなるんじゃないか?」と思えるんですが、中心部にソルトが入っていて、それを守るようにソルト無し素材で守られています。
それなのでガンガンカバーで使っても、全然1日余裕で使い倒せるくらいしっかりとしています。

テール等がカバーに絡まない

バックスライド系ワームの弱点はカバーにテール(触角)が絡んでちぎれてしまったりする事です。
攻めていたら段々とテールが無くなっていくという事があるんですが、木村健太さんはしっかりと使い倒せるように、カバーにテールが絡みづらいように設計されました。
実際に使ってみると他社のバックスライド系は絡むんですが、ほぼ絡むこと無くストレスフリーで使えるのが嬉しいですね。

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パワーグライダーの使い方


パワーグライダーの使い方は「誰も攻めないカバーへ投げる」というものです。
そんなカバーへ対してこのような使い方をしていきましょう。

テンションをゼロにしてバックスライド

キャスト後テンションをゼロにするのがバックスライドのコツです。
ラインを送り出してだらーんとしてしまいます、アタリを感じられなくなるんですが、次のアクション時まで喰っていてくれるので、アクション時に違和感を感じたらフッキングという感じです。
バークレイのワームは喰ってから吐き出しずらい味がついているので、このテンションフリー時に喰ったままいてくれます。
アクションはラインスラッグを取って、ひゅっと大きめに引き上げる感じです、エビがお尻側にヒュッと逃げるようなイメージですね。
アクション後にまたラインテンションをゼロにして、バックスライドさせていきます。
この繰り返しですね、アクション幅を変えたりしていきましょう。

カバー乗り越え時のコツ

濃いカバーへキャストして回収時や乗り越え時にコツが必要です。
そのままガーッとラインを巻いてしまうと、ワームの重さの遠心力で枝等にぐるぐるとラインが絡まります。
それなのでゆっくりそーっとラインを巻くか、ロッドで動かしながら乗り越えるようにするか、
軽くロッドをゆすりながら巻くのも絡みづらいですね。

フックを逆に刺し足元へスライド

足元のカバーを攻めたい時には、フックを逆に刺して足元へスライドするように出来ます。
足元のカバーってみんな攻めているんですが、ラバージグなどを使う事が多いので、
足元をバックスライドで攻めると、スレてないバスが口を使ってくれるようになります。
頭がボロボロになった物は、足元スライド用に取っておくのもいいかもですね。

ビフテキリグで縦ストラクチャーを攻める

軽めのビフテキシンカー(3.5g)を使って、お尻の方にフックを刺します。
これで軽く周りながらフォールするので、縦ストラクチャーをタイトに攻める事が可能になります。
ストラクチャーの絡みも減るので、ガンガン攻めても大丈夫でした。

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パワーグライダーを使う時のタックル

ぼくが使っているのはポイズンアドレナの172MHにナイロン16ポンドで使っています。
重量があるのでハードめのタックルでも、
太めのラインでも気にならずキャストが可能です。

固めのロッドに16ポンド以上がおすすめ

ベイトロッドなら基本的に問題なく使えます。
しかしヘビーカバーを攻めるなら、固めのロッドでカバーの種類によりますが、16ポンド以上は欲しいですね。
※木村健太さんは20ポンド以上を推奨されていました
ヘビーカバーで喰わせたら早くカバーから引き離さないと、ラインが絡まって取れなくなってしまいます、
ラインが絡まるだけならいいかもですが、バスがそのまま死んでしまうこともありえるので、取る為、バスの為に太めのラインを使っていくようにしましょう。

ラインチェックはこまめに

ヘビーカバーを攻めるんで、1時間に1回くらいはさっと手で触ってラインチェックをしていきましょう。
草などのカバーならそこまで気にならないと思うんですが、木や枝などを乗り越える時に結構ザラつきます、
喰ったけどラインブレイクしてしまった、という後悔しないようにラインブレイクはしっかりやっておきましょう。

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パワーグライダーのカラー選び

木村健太さんのパワーグライダーのカラー選びを、使い方解説の中から調べてみました。

基本的にはグリーンパンプキン


お昼などには使い勝手がいい「グリーンパンプキン」を使われているようです。
野池などでザリガニを意識するなら「スカッパノンブルーフレック」が、赤色にラメ入りでよりザリガニに近づいてGoodです。

迷ったら「グリパン」で大丈夫そうですね!
あとは自分が「釣れそうだな」と思えるカラーを選ぶのがポイントです、信じて使い続けられないと釣果が伸びないですからね。

暗い・ローライトならグリパンチャート


暗い時に木村健太さんは2色を使い分けていました。
「マディーテナガ」を使うのは、曇りでちょっと暗くなったタイミングでした。
「グリーンパンプキン・チャートリュース」は、夕方で全体的に暗くなったタイミングでした。
しっかりとしたカラーで、魚に見つけやすくさせるのが目的です。

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パワーグライダーの推奨フックとサイズ

パワーグライダーの推奨フックは「リューギ インフィニティー#5/0」です。


このフックで上手くバックスライドするように作られています。
そしてリューギのフックは、TCコートという摩擦係数を減らして小さいチカラでバスの口に貫通するように作られています。
それなのでカバー奥でフッキングパワーが伝わりずらい所で、喰ったバスにもしっかりと刺す事ができます。
そして針自体が太軸なので、太めのラインを使ってガンガンカバーでファイトしたとしても、伸びづらい強いフックとなっています。
このフックセットはダメな例です、ラインアイがボディーに入るくらい指すと、根掛かりがグンと減ります。

掛かり重視ならピアスフックTC

もしカバーがオーバーハングくらいで、軽めの場合にはフッキング重視のフックも使用されていました。
そのフックは「リューギ ピアスフックTC」です、バスが喰った時にズレて針先が出やすいので、「インフィニティ」よりもフッキングしやすいのが特徴です。


掛かりがいい分根掛かりもしやすくなってしまいます、合わせて障害物だったら終わってしまうので、
一旦喰っているか確認してから合わせるようにしましょう、確認してからでも離さないので間に合います。

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パワーグライダーのインプレ

実際に使ってみたんですが、パワーグライダーの釣りはめちゃくちゃ楽しいです。
ベイトでもぶっ飛びますし、ぶっ飛ぶという事は軽く投げた時の、キャスト精度が上がるんでめっちゃいいキャストが決まります!
いい場所に落とせたら、わくわくどきどきするじゃないですか?もうそれだけでも楽しいという感じになりましたね。
バークレイ臭のおかげで、フォール時にラインテンションゼロ状態にしている時に、喰った場合でもしばらく吐かずにくわえていて、ラインスラッグ取ろうとするとゆっくりラインが動き、そこでバシッとフッキングするのが最高に気持ちいいんです!

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まとめ

パワーグライダーは陸っぱりアングラーに嬉しいバックスライドワームだと思いました。
・しっかりバックスライド
・めっちゃ飛ぶ
・ワーム耐久性が高い
・障害物に絡まらない
・離さないからキャッチ率が高い
めちゃくちゃおすすめのパワーグライダーでした!

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