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ブラックバスの世界記録と日本記録は、アメリカにあるIGFAという組織によって管理されていています。
IGFAは(インターナショナル ゲーム フィッシュ アソシエイション)で、日本では「日本ゲームフィッシュ協会」となっています。
そして日本では「長さ」がメインですが、ここでは「重さ」がメインとなります。
IGFAで記録されていないビックフィッシュも居そうですよね(*´ω`*)
ブラックバスの世界記録
世界記録は1932年6月2日に、ジョージW・ペリーさんが、アメリカジョージア州モンゴメリー湖で、10.09kg(22lb4oz)で82.5cmのブラックバスを釣り上げられました。
めちゃくちゃ昔ですよね、そこから90年近く記録が破られる事が無く、
当時は釣り人も少なく、ブラックバスがイキイキと育つ環境が整ってたのではないかと言われています。
もう、フィッシングプレッシャーによって記録更新は厳しいのではないかと言われているの聞いた事があります。(200?年くらいに)
IGFAのブラックの世界記録はこちらから確認できます。
→IGFAブラックバスの世界記録(英語)
ブラックバスの日本記録
長い沈黙を破って世界記録タイが日本からでました!
デプスの栗田学さんが、2009年7月2日に、琵琶湖で10.12kg(22lb4oz)の記録魚を釣り上げられました。
栗田さんはデカバスを釣る為に、挑戦されている方で、ビックベイトをよく使われていたり、自作の巨大スプーンを作られていたのですが、コストがかかり過ぎる為、デプスで量産してもらい製品化されています。
日本記録の動画
栗田学さんが釣り上げて検量されている時の動画がYouTubeにあります、ものすごいデカさですw
このバスはライブウェルに保管されていたようですが、死んでしまい剥製にされているそうです。いつかその剥製を見てみたいですね!
日本記録を釣り上げたタックル
- ロッド:サイドワインダードムドライバー(デプス)
- リール:アンタレスDC7LV(シマノ)
- ライン:スーパーハードストロング 25lb(東レ)
- フック:パワーフィネス 5/0(FINA)
ルアーは25cmほどのブルーギルを活き餌として使用されました。
日本の歴代記録
1位 10.12kg
2009年7月2日に、琵琶湖にて栗田学さんが、ブルーギル(活き餌)で釣り上げられました。
2位 9.14kg
2010年4月10日に、七色ダムで下田平さんが、ワンナップシャッド4インチ(ワカアユ)+1/16ozジグヘッドで釣り上げられました。
詳しい情報はこちらのサイトに書いてあります。
→9140のビッグニュース(サワムラ式)
3位 8.62kg
2003年4月22日に、池原ダムで島田一也さんが、マドネスのマザーワームで釣り上げられました。
マドネスは島田一也(サタン島田)さんが作られたメーカーで、今バラムのみの販売をされているようです。
4位 8,48kg
2008年4月5日に、琵琶湖で栗田学さんが、ロマンメイドのマザーで釣り上げられました。
ルアーは30cm300gというスイムベイトです。
→ロマンメイド マザー
記録魚を釣った時の申請(手続き)方法
いつ記録魚が釣れるかわかりません!特に琵琶湖はガチで!
もし釣れた時の申請方法をまとめておきます。
- ハカリで重量を測り写真を撮る
- 本人と魚とタックルが映っている写真を撮る
- ルアーおよびフックの付け方がわかる写真を撮る
- バスを平らな所において真上から写真を撮る
- メジャーで全長、叉長、胴回りを測ります
- 記録申請用紙に記入し送付します
ハカリは精密である必要があり、釣った後にJGFA事務局に精密確認をしてもらいましょう。
長さ部門で申請をする時はJGFA専用メジャーを持っておく必要があります。
写真は取り過ぎと思うくらい多く撮っておく方が、後から足りないとならずに済むのでいいでしょう。
詳しくはJGFA事務局の資料を確認してください。
→日本記録・世界記録の準備から申請、審査結果の受理まで
ブラックバスが記録魚と育つ条件
ブラックバスが23ポンドという大きく育つ為には14〜16年かかると言われています。
これはただ年月が過ぎれば良いという訳ではなく、様々な条件が必要となってきます。
まず1つ目が「大きくなる遺伝子」を持って産まれる必要があります、この遺伝子を持って産まれる確率がまず少ないでしょう、ある意味特殊な遺伝子なのですから。
琵琶湖の試験場で三倍体という、人工的に大きくする為にかけ合わせられたバスが居て、このバスが大きく育ちやすいとされています。
しかし一種の障害でもあるため、引きが弱いようです。
フィッシングショーで村田基さんが三倍体のバスについて話されています。
「でかくなる遺伝子」を持つか「三倍体」を持つのが前提となります。
そこから、バスがすくすくと育てるような環境、餌が豊富、水温が安定(もしくは湧き水)、身を隠せるディープエリアがある、といったものが必要になります。
琵琶湖がその条件に当てはまるのも納得ですね。
あとは、釣り人に釣られず、天敵に襲われず、病気にかからず、水害等で死なず、長生きすることで世界記録へと成長していけるんです。
1年で20%が様々な原因で死ぬとした場合、15年生きるのは1%となります。
でかくなる遺伝子を持ったバスが誕生してもそのうち1%という、かなり低い確率ということが言えるでしょう。
まとめ
下野正希さんが「1匹釣ったらラインを切って結びかえなさい!いつ大きいバスがかかるかわからんから」と言われていましたが、本当に運良くデカバスが針に掛かっても、自分が準備できていないばっかりに逃がすのは悔しいですよね。
ぼくはまだロクマルも釣った事が無いんですが、いつか釣るロクマルを逃さない為にも、記録魚を逃さない為にも、常に万全で釣りに行きたいと思います。