「冬の放射冷却」の仕組みとバス釣りへの影響を解説

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みなさんは「放射冷却」って聞いた事がありますか?

これを知っておく事で釣果UPに繋がるのでぜひ覚えておいてください

この放射冷却を簡単に説明すると、冬場の水面が急に冷やされる現象の事で

水温が一気に低下するのでバスの活性が落ちてしまいます、なので、このタイミングでは「釣りづらい日」となります

なので逆に放射冷却じゃない日は、水温が安定するので冬でも「釣りやすい日」となるので

知っておく事で効率よく釣りをする事が可能になるので、詳しく解説していきます

🔻動画の流れ🔻
0:00 オープニング
0:31 放射冷却が起こる仕組みと条件
1:38 放射冷却によるバスへの影響
2:13 放射冷却時に狙う場所(ポイント)
3:03 冬に釣れやすい日の条件

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放射冷却が起こる仕組みと条件

まず放射冷却というのは、

お昼に太陽光によって池の水も地面なども温められます

それが、夜に太陽が沈んで、温められた熱が出ていくので冷えていき、この事を放射冷却といいます

ちょっとわかりづらいですよね?これはお風呂をイメージすると理解しやすくなります

お風呂のお湯はそのままだと、湯気とともに冷やされていき、すぐに冷たくなっちゃいますよね?

なので、湯気が出ていかないようにお風呂に「フタ」をして保温しますよね、そうする事でお風呂のお湯が冷えづらくなります

このフタが池でいうと、「雲」となり、雲が地面からの熱をキープして、池の水を冷やさずに保温してくれる役割となります

あと関係しているのは「乾燥」と「風」です

乾燥していると熱が放出されやすくなり冷えます

風があると熱を放出しずらくなるので、無風や風が弱い時には冷えるようになります

この内容をまとめると、一番放射冷却がキツイのは「前日の夜から晴れていて、乾燥していて無風の日」です

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放射冷却によるバスへの影響

放射冷却がどうバス釣りに影響するのか?と気になりますよね

夜のうちからぐんぐん水温が急激に低下していきます

ブラックバスは変温動物で、水温=体温となり、急激に体温が低下して活性が落ちてしまい

得に浅いシャローはモロに影響を受けてしまうので、「放射冷却だと釣りづらい」と言われるようになりました

この時のバスは急激な冷えによって捕食しようと思っていなくて、じっとしているので

メタルバイブや、バイブレーションなどのリアクションの釣りで釣る必要がでてきます

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放射冷却時に狙う場所

放射冷却が起こったから絶対釣れないという訳じゃなくて、放射冷却を避けやすい場所もあります

まず木や岩などです、これらは大きいので日中にしっかりと熱を蓄えているので、キンキンに冷える事が無く

水中に大きい木があったり、岩がある場所はじんわり暖かくなり

バスだけじゃなく、ベイトからしても心地よいポイントとなり、狙い目となります

他には、テトラも温かい事もありますが、水が動きづらいので、放射冷却によって冷やされた水が入り込みずらくなります

あとは、冬の定番であるディープも影響を受けづらいので狙い目となります

温かい場所にバスもベイトも固まりやすくなるので、ちゃんとポイントを把握している人からすると

狙う場所がわかりやすくていい日になるようです

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放射冷却が起こらない釣れやすい日の条件

ではどういう日が放射冷却が起こっていなくて釣れやすいんでしょうか?

それは、前日の夜から曇っている状態です、これはうす曇よりも、しっかり曇っている方が良いです

次に風が吹いている時です、風がある方が冷やされそうに感じちゃいますが、

無風の方が冷却効果が上がってしまうので、風がある方が良いです

そして、大きい湖などでは、日が沈んでから特有の風が吹くのですが、これは風予報を見ても出ない時が多いです

そして最後は暖かく放射冷却が無い日が続いている事も大切です

「暖かい日が数日続いたら釣れやすい!」というのもこの影響だと思います

放射冷却が無く、低いけど一定の水温でキープされて、捕食モードになるバスも増えてくるようになります

ぼくらも急激に冷えたらめっちゃ寒く感じるけど、気温5℃が3日くらい続いたら寒さに慣れてくるってあの現象と同じです

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