ムーンクロックは、月と太陽の引力(ソルナー理論)からバスの活性が上がる「時合(チャンスタイム)」を割り出すツールです。
釣行日やフィールドに合わせて時間をチェックし、釣果アップに役立ててみてください!
※新月・満月期は年間を通した爆発的チャンスとなりますが、春の満月期は産卵意識や夜間捕食により日中の釣果が控えめになる場合があります。
ムーンクロックとは?月と太陽の引力で「釣れる時合」を割り出す仕組み
釣りにおいて最も重要な要素の一つが「時合(じあい)」です。
どんなに良いルアーやエサを使っても、魚の食い気(活性)がない時間帯に竿を振っていてはなかなか釣果に恵まれません。逆に、魚が口を使う「釣れる時合」にピンポイントで狙いを定めれば、短時間でも爆釣を狙うことが可能になります。
この「釣れる時合」を科学的・天文学的なアプローチで予測するのが、ソルナー理論に基づくムーンクロックです。
ムーンクロックで分かる4つの「釣れる時合」
ムーンクロックでは、1日(約24時間50分)の中で魚の活性が急上昇する4つの「時合」を計算しています。
🐟️🐟️🐟️ めっちゃおすすめ(メジャー期間)
月が真上(南中)または地球の正反対(北中)に来るタイミングです。1日の中で最も強力な引力が働き、魚が捕食行動を起こす最大の「釣れる時合」となります。前後1時間(計2時間)は集中して狙いましょう。
🐟️ おすすめ(マイナー期間)
月が昇る(月の出)または沈む(月の入り)タイミングです。環境の変化に伴い魚のスイッチが入りやすい次点の「釣れる時合」となります。前後30分(計1時間)がチャンスタイムです。
アジ・シーバスから青物まで!あらゆる魚種でムーンクロックが使える理由
「ムーンクロックは特定の釣りにしか使えないの?」と思われるかもしれませんが、結論から言うとあらゆる魚種・釣り種で有効です。
海釣り(アジ、メバル、シーバス、青物、タチウオ、クロダイなど)
海の魚は潮汐(潮の満ち引き)に敏感ですが、その潮を動かしている根本の原因こそが「月の引力」です。満潮・干潮のタイミングだけでなく、ムーンクロックが示す「月の位置」が重なる時間帯は、魚が一斉にエサを追い始める絶好の時合となります。
船釣り・オフショア(ジギング・タイラバなど)
沖合の深場にいる魚であっても、地球規模で働く引力の影響を直接受けます。大型魚のスイッチが入るタイミングを特定するのに役立ちます。
淡水(バス・ナマズ・渓流・ワカサギなど)でもムーンクロックは有効なのか?
「潮の満ち引きがない池や川、湖などの淡水エリアでも、ムーンクロックの時合予測は効くの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
答えは「淡水でも非常に強力に作用する」です。
淡水魚にも効く理由:水圧の変化と生物時計
潮の満ち引き(潮位の変化)がほとんどない淡水域であっても、太陽と月の引力によって「目に見えない微小な水圧変化(地殻や大気の変化)」が発生しています。
また、魚類は太古の昔から細胞レベルで月や太陽の動きを感じ取る「生物時計(内在リズム)」を持っています。そのため、淡水域に生息するブラックバス、ナマズ、渓流魚であっても、月が特定の角度に来た瞬間に本能的に食い気が立つ現象が確認されているのです。
【重要】春のスポーニング(産卵期)における注意点
淡水・海水を問わず、春(3月〜5月頃)の時期だけはムーンクロックを見る際に一つだけ注意が必要です。
春は魚にとって最大のイベントである「スポーニング(産卵)」の季節です。特に「満月」のタイミングは産卵の強力なトリガーとなるため、以下の理由で日中の釣果が出にくくなる傾向があります。
・産卵行動への集中:魚が捕食よりも産卵やネスト(巣)の守りに意識が向かい、ルアーやエサに対して極端にナーバスになるため。
・夜間捕食の増加:満月の夜は月明かりで水中が明るくなるため、警戒心の強い大型魚ほどプレッシャーの少ない「夜間」にエサを食べてしまい、翌日の日中に口を使わなくなるため。
したがって、春のシーズンに関しては「満月期」よりも「新月期〜半月期」の時合を狙うか、日中よりも夜間・早朝の時合に狙いを絞るのが釣果を伸ばすコツとなります。
まとめ:時合を意識して効率よく釣果を伸ばそう
どんな釣りであっても、無暗にキャストを続けるより「釣れる時合」に集中してアプローチする方が圧倒的に釣果に繋がりやすいです。
釣行前にぜひこのムーンクロックで「めっちゃおすすめ」の時間帯をチェックし、一日の立ち回りや休憩のタイミング、勝負をかける時合の組み立てに活用してみてください!
